大阪・関西万博をはじめとした全国の実践例
4月13日に「2025年日本国際博覧会(略称:大阪・関西万博)」が大阪・夢洲で開幕しました。世界中から人が集うこの場に、ボーネルンドは「あそび場」というかたちで未来の社会を表現しています。
近年、世界的に温室効果ガスの排出削減を目指す「脱炭素・低炭素社会」の実現に向けた取り組みが進み、「誰一人取り残さない」ことを誓うSDGsの高まりから多様性のある社会の在り方が模索されています。こうした中で、環境への意識と共生社会の実現、この両面からあそび場のあり方が見直されています。
当社では「地球がすべての子どもたちにとって、安心して存分に遊び、育つことができる場所であってほしい」という考えのもと、多様な子どもたちが自由に遊び、交流できるインクルーシブな環境づくりを目指すとともに、親子があそびを通して環境について考えるきっかけとなるよう、環境配慮型の素材を使った遊具やあそび道具の導入を強化しています。
【環境に配慮した、インクルーシブなあそび環境を提案 - 大阪・関西万博での実践 】
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大阪・関西万博に、当社は会場整備参加(遊具)サプライヤーとして協賛し、万博会場内「光の広場」にデンマーク・コンパン社の大型遊具を提供しています。
当あそび場は、「Earth at play(地球を、持続可能なあそび場に)」をコンセプトに、多様な人々が集う万博だからこそ、あそびを通して多様性を体感し、互いを尊重しながら、誰もが自分らしく生きられる社会の実現につながる場となることを目指して設計しています。さらに、リサイクル素材を活用した遊具を中心に配置し、あそびを通して子どもたちが
地球環境について考えるきっかけを創出しています。
具体的には、年齢、性別、国籍、障がいの有無を問わず、すべての人が夢中で楽しめるよう、興味や発達に応じたエリアを設け、車いすやベビーカーでもアクセスしやすいよう通路の幅や段差にも配慮しました。さらに、コミュニケーションをとりながら複数人で遊べる遊具をはじめ、車いすから乗り降りしやすい遊具や大人向けのフィットネス器具を導入しています。
万博開催後は、連日多くの子どもがあそび場でのびのびと遊んでいます。実際にあそび場を体験した方からは、異なる言語や文化的背景を持つ子どもたちが言葉の壁を越えて一緒に遊んでおり、大きい子どもが小さい子どもに優しく配慮する姿も見られ、年齢や言語を超えた温かく優しい空間が広がっていたとのお声がありました。
【環境に配慮した遊具の導入で、親子が環境の大切さを考えるきっかけづくり】
デンマーク・コンパン社の「グリーンライン」シリーズは、原材料や製造工程の見直し、炭素排出量の低減を実現した環境に優しい製品です。漁網などの海洋廃棄物、衣料品の繊維廃棄物、ビニール袋などのプラスチック廃棄物をリサイクルし、遊具のパネルや支柱の素材として活用。
当社は、この「グリーンライン」シリーズの導入を2022年4月に開始し、以来、自社のあそび場をはじめ、自治体や企業、団体と協働して開発したあそび場にも積極的に取り入れ、現在全国36か所に設置しています。
<「グリーンライン」シリーズ導入事例>
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【すべての子どもが安心して遊べる場を目指してインクルーシブなあそび場と多様な取り組み 】
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身体的、また精神的なハンディキャップを持つ子どもやその家族の中には、アクセスの難しさや周囲の目、安全性への不安などから、外出をためらうことも少なくありません。こうした状況を踏まえ、当社はすべての子どもの「遊びたい」という気持ちに応えるために、ユニバーサルデザインに基づいたインクルーシブなあそび場の整備を進めています。
<インクルーシブなあそび場の設計事例>
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リポビタンキッズ PLAYLOT by BorneLundは、2023年3月、「北海道ボールパークFビレッジ」(北海道北広島市)内にオープン。
誰にとっても居心地の良い子育てコミュニティになることを目指し、誰もが夢中で楽しめるインクルーシブな場となるよう設計しました。
幅広い年齢の子どもたちが安心して安全に楽しめるように興味や発達に応じてゾーンを分け、親子で一緒に乗れるブランコや、車いすに乗ったまま遊べる回転遊具などユニバーサルデザインを取り入れた遊具も導入しています。
<貸し切りイベント事例>
発達障がいのある子どもを対象に「ボーネルンド あそびのせかい」貸し切りイベントを実施
ハンディキャップのある子どもやその家族は、「他の利用者に迷惑がかからないか不安」という理由から、人の少ない早朝や夕方の時間帯を選んで、公園などへ出かけることが多くあります。
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そこで、当社は一般社団法人発達障がい育児母親サポートネットワーク主催のもと、周囲の目を気にせず、のびのび遊べる環境を提供するために、発達障がいのある子どもを対象とした貸し切りイベントを、2024年9月に「ボーネルンド あそびのせかい ららぽーとTokyo-Bay店」にて、2025年3月に「ボーネルンド あそびのせかい 大阪国際空港店」にて実施しました。
「ボーネルンド あそびのせかい 大阪国際空港店」の貸し切りイベント後に実施したアンケートでは、「満足」89.1%、「やや満足」10.9%と、満足度が100%の回答をいただきました。
■貸し切りイベントに参加した保護者のコメント
定型発達のお子様と一緒の場合、親は謝ってばかり、子どもはダメダメと手を引っ張られてばかりで楽しむのが難しいです。今回のイベントではお互い様の気持ちから、自由に動き回らせる事ができ、子どもも大満足でした。
定型発達のお友達と一緒に遊ぶインクルーシブ的なあそびは可能だが、子どもだからこそ素直にキツイことを言われてしまうこと、ある程度説明や理解してくださる親御さんでなければ、奇異な目で見られてしまうのが現実です。今後は、あそび場の利用を通じて「いろんな子がいるんだよ!」ということを知ってもらいたいし、これからもいろんなきっかけを作ってもらえると嬉しいです。
身体障がいのある子どもを対象に移動式あそび場を実施
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当社は、目黒区油面小学校体育館にて身体障がいのある子どもを対象とした移動式あそび場を、目黒区重複障がい児者家族会「ニッチの会」主催のもと、2024年2月に実施しました。
肢体不自由や知的障がいを併せ持つ子どもたちが安心して遊べるよう、遊具間の幅の工夫を凝らすなど、安全面に配慮した設計を行いました。さらに、きょうだい児や保護者も楽しめる空間づくりを目指し、家族全体が心地よく過ごせる環境を提供しました。
参加者からは「安心して楽しくからだを動かせる良い機会だった」「普段接点のないきょうだい児同士が一緒に遊んでいて嬉しく思った」との声が上がり、今後の継続開催を望む声も多数寄せられました。
ボーネルンドあそび場 団体利用・貸切利用サービスについて
https://www.bornelund.co.jp/page/group_reserve
本件に関するお問合わせ先
0120-358-518(月~金 10:00~17:00)
関連リンク
ボーネルンド公式サイト 「大阪・関西万博」のあそび場
https://www.bornelund.co.jp/page/earthatplay_2025
4月13日に「2025年日本国際博覧会(略称:大阪・関西万博)」が大阪・夢洲で開幕しました。世界中から人が集うこの場に、ボーネルンドは「あそび場」というかたちで未来の社会を表現しています。
近年、世界的に温室効果ガスの排出削減を目指す「脱炭素・低炭素社会」の実現に向けた取り組みが進み、「誰一人取り残さない」ことを誓うSDGsの高まりから多様性のある社会の在り方が模索されています。こうした中で、環境への意識と共生社会の実現、この両面からあそび場のあり方が見直されています。
当社では「地球がすべての子どもたちにとって、安心して存分に遊び、育つことができる場所であってほしい」という考えのもと、多様な子どもたちが自由に遊び、交流できるインクルーシブな環境づくりを目指すとともに、親子があそびを通して環境について考えるきっかけとなるよう、環境配慮型の素材を使った遊具やあそび道具の導入を強化しています。
【環境に配慮した、インクルーシブなあそび環境を提案 - 大阪・関西万博での実践 】
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2684/110440/250_348_202505260955476833bc1396344.png
大阪・関西万博に、当社は会場整備参加(遊具)サプライヤーとして協賛し、万博会場内「光の広場」にデンマーク・コンパン社の大型遊具を提供しています。
当あそび場は、「Earth at play(地球を、持続可能なあそび場に)」をコンセプトに、多様な人々が集う万博だからこそ、あそびを通して多様性を体感し、互いを尊重しながら、誰もが自分らしく生きられる社会の実現につながる場となることを目指して設計しています。さらに、リサイクル素材を活用した遊具を中心に配置し、あそびを通して子どもたちが
地球環境について考えるきっかけを創出しています。
具体的には、年齢、性別、国籍、障がいの有無を問わず、すべての人が夢中で楽しめるよう、興味や発達に応じたエリアを設け、車いすやベビーカーでもアクセスしやすいよう通路の幅や段差にも配慮しました。さらに、コミュニケーションをとりながら複数人で遊べる遊具をはじめ、車いすから乗り降りしやすい遊具や大人向けのフィットネス器具を導入しています。
万博開催後は、連日多くの子どもがあそび場でのびのびと遊んでいます。実際にあそび場を体験した方からは、異なる言語や文化的背景を持つ子どもたちが言葉の壁を越えて一緒に遊んでおり、大きい子どもが小さい子どもに優しく配慮する姿も見られ、年齢や言語を超えた温かく優しい空間が広がっていたとのお声がありました。
【環境に配慮した遊具の導入で、親子が環境の大切さを考えるきっかけづくり】
デンマーク・コンパン社の「グリーンライン」シリーズは、原材料や製造工程の見直し、炭素排出量の低減を実現した環境に優しい製品です。漁網などの海洋廃棄物、衣料品の繊維廃棄物、ビニール袋などのプラスチック廃棄物をリサイクルし、遊具のパネルや支柱の素材として活用。
2014年の同社製品と比較して、製造過程での炭素排出量を約50%削減しています。
当社は、この「グリーンライン」シリーズの導入を2022年4月に開始し、以来、自社のあそび場をはじめ、自治体や企業、団体と協働して開発したあそび場にも積極的に取り入れ、現在全国36か所に設置しています。
<「グリーンライン」シリーズ導入事例>
[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2684/110440/650_217_202505260956406833bc4802707.png
【すべての子どもが安心して遊べる場を目指してインクルーシブなあそび場と多様な取り組み 】
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身体的、また精神的なハンディキャップを持つ子どもやその家族の中には、アクセスの難しさや周囲の目、安全性への不安などから、外出をためらうことも少なくありません。こうした状況を踏まえ、当社はすべての子どもの「遊びたい」という気持ちに応えるために、ユニバーサルデザインに基づいたインクルーシブなあそび場の整備を進めています。
<インクルーシブなあそび場の設計事例>
[画像4]https://digitalpr.jp/simg/2684/110440/250_189_202505260958346833bcba61147.jpg
リポビタンキッズ PLAYLOT by BorneLundは、2023年3月、「北海道ボールパークFビレッジ」(北海道北広島市)内にオープン。
誰にとっても居心地の良い子育てコミュニティになることを目指し、誰もが夢中で楽しめるインクルーシブな場となるよう設計しました。
幅広い年齢の子どもたちが安心して安全に楽しめるように興味や発達に応じてゾーンを分け、親子で一緒に乗れるブランコや、車いすに乗ったまま遊べる回転遊具などユニバーサルデザインを取り入れた遊具も導入しています。
<貸し切りイベント事例>
発達障がいのある子どもを対象に「ボーネルンド あそびのせかい」貸し切りイベントを実施
ハンディキャップのある子どもやその家族は、「他の利用者に迷惑がかからないか不安」という理由から、人の少ない早朝や夕方の時間帯を選んで、公園などへ出かけることが多くあります。
[画像5]https://digitalpr.jp/simg/2684/110440/250_145_202505260959256833bced4ae14.png
そこで、当社は一般社団法人発達障がい育児母親サポートネットワーク主催のもと、周囲の目を気にせず、のびのび遊べる環境を提供するために、発達障がいのある子どもを対象とした貸し切りイベントを、2024年9月に「ボーネルンド あそびのせかい ららぽーとTokyo-Bay店」にて、2025年3月に「ボーネルンド あそびのせかい 大阪国際空港店」にて実施しました。
「ボーネルンド あそびのせかい 大阪国際空港店」の貸し切りイベント後に実施したアンケートでは、「満足」89.1%、「やや満足」10.9%と、満足度が100%の回答をいただきました。
■貸し切りイベントに参加した保護者のコメント
定型発達のお子様と一緒の場合、親は謝ってばかり、子どもはダメダメと手を引っ張られてばかりで楽しむのが難しいです。今回のイベントではお互い様の気持ちから、自由に動き回らせる事ができ、子どもも大満足でした。
定型発達のお友達と一緒に遊ぶインクルーシブ的なあそびは可能だが、子どもだからこそ素直にキツイことを言われてしまうこと、ある程度説明や理解してくださる親御さんでなければ、奇異な目で見られてしまうのが現実です。今後は、あそび場の利用を通じて「いろんな子がいるんだよ!」ということを知ってもらいたいし、これからもいろんなきっかけを作ってもらえると嬉しいです。
身体障がいのある子どもを対象に移動式あそび場を実施
[画像6]https://digitalpr.jp/simg/2684/110440/250_188_202505261000196833bd234ff56.JPG
当社は、目黒区油面小学校体育館にて身体障がいのある子どもを対象とした移動式あそび場を、目黒区重複障がい児者家族会「ニッチの会」主催のもと、2024年2月に実施しました。
肢体不自由や知的障がいを併せ持つ子どもたちが安心して遊べるよう、遊具間の幅の工夫を凝らすなど、安全面に配慮した設計を行いました。さらに、きょうだい児や保護者も楽しめる空間づくりを目指し、家族全体が心地よく過ごせる環境を提供しました。
参加者からは「安心して楽しくからだを動かせる良い機会だった」「普段接点のないきょうだい児同士が一緒に遊んでいて嬉しく思った」との声が上がり、今後の継続開催を望む声も多数寄せられました。
ボーネルンドあそび場 団体利用・貸切利用サービスについて
https://www.bornelund.co.jp/page/group_reserve
本件に関するお問合わせ先
0120-358-518(月~金 10:00~17:00)
関連リンク
ボーネルンド公式サイト 「大阪・関西万博」のあそび場
https://www.bornelund.co.jp/page/earthatplay_2025
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