~放置・立ち往生車両をレッカー移動し、被災地の早期復旧復興に対応~

 エートス協同組合(拠点:埼玉県さいたま市、理事長:宮本 明岳(株式会社タウ 代表取締役社長))は5月9日、福岡県那珂川市と「災害時等における車両の移動等に関する協定」の締結式を執り行いました。本協定は、災害時の迅速な道路啓開によって復旧活動に貢献することを目的としております。



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左:エートス協同組合 加藤事務局長(株式会社タウ 上席執行役員)
右: 福岡県那珂川市 武末市長


■災害協定の経緯と目的
 近年は日本各地で異常気象が発生し、いつどこで甚大な災害が起きてもおかしくない状況にあります。大規模な自然災害が発生した場合、発災時には人命救助やライフライン復旧のために、緊急通行車両の通行を確保する「道路啓開」や被災車両の処分が重要となります。このたび協定を締結した那珂川市は、中国・九州北部豪雨の経験もあり、車両保管場所の確保をはじめとする、発災時への備えの重要性を再確認されたことから、有事の際の地域復興に寄与するべく協定締結へといたりました。
 本協定では、那珂川市において迅速な救命・救出活動や緊急物資の輸送が行われるよう、当組合が被災車両のレッカー移動等によって放置車両や立ち往生車両等の移動を支援し、円滑な復旧に資することを目的としています。今後もエートス協同組合は那珂川市と連携を深めると共に、災害発生頻度が高いとされる地域に対しても、発災時の早期復旧・復興貢献できるよう、活動を全国へ拡大してまいります。

・那珂川市 武末市長コメント
今回の協定締結に際し、市民を代表して心より感謝を申し上げる。那珂川市は自然に恵まれている一方、過去の豪雨では甚大な被害を受けた。特に平成21年の中国・九州北部豪雨では、100台を超える車が冠水し、移動が困難な状況が各所で発生したことで、復旧作業に大きな支障をきたした。そうした経験からも、今回の協定は災害時における迅速な復旧・復興を可能にする、極めて意義深い取り組みであると確信している。

・エートス協同組合 加藤事務局長コメント
昨今、地球温暖化の影響とされる線状降水帯や大型台風による豪雨被害が各地で頻発している。自然現象そのものを人間の力で抑えることは困難であるが、事前の備えによって被害を軽減することは可能であると考えている。いざ災害が発生した際には、迅速な対応をつうじて被害の最小化とその後の復旧につなげたい。
本協定が、市民の皆さまの安心感の向上に寄与することを願っている。

■協定内容
(1)被災車両のレッカー移動による道路啓開
   市の管理する道路上で走行不能となった被災車両について、運転者等への移動命令や車両の移動。
(2)車両所有者等の検索および車両の返還並びに車両処分等の支援
   車両の所有者や管理者からの問い合わせへの対応。また、被災車両の買い取り・修理の依頼に対応。
(3)自動車等の貸し出し
   乗用車および災害支援車等をレンタル。
(4)防災訓練時の参加協力
   市が開催する防災訓練への参加協力。

■エートス協同組合について
ゼロ・エミッションに取り組み、人々が暮らしやすい地球環境の創造に貢献することをミッションとし、その想いに賛同した自動車関連企業で構成された協同組合となります。「災害支援」「環境保全」「人材の循環」に関して各社のリソースを活用した活動を通じ、地球規模での循環型社会を目指します。

■本件に関するお問合せ先
エートス協同組合
株式会社タウ 広報部
TEL   : 048-601-0820
E-mail : pr@tau.co.jp
URL   : https://ethos.or.jp/


本件に関するお問合わせ先
エートス協同組合
株式会社タウ 広報部
TEL   : 048-601-0820
E-mail : pr@tau.co.jp
URL    :  https://ethos.or.jp/
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