ブリヂストンは、ステークホルダーの皆様に対し、中長期的な企業価値の向上および社会と企業双方の持続可能性を高めるための考え方や取り組みを包括的にお伝えし、対話を通じて相互理解を深めることを目的として、『Bridgestone 3.0 Journey Report(統合報告2025)』※1を本日発行し、当社Webサイトで公開しました。
株式会社ブリヂストン Global CEO 石橋秀一のコメント
統合報告2025においては、持続的な価値創造へ向けた活動や、「変化をチャンスへ」変える取り組みについて具体的にお伝えします。
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統合報告2025の主な内容
・Global CEOコミットメント
・ 持続的な価値創造基盤
・ 持続的な価値創造 – 「質を伴った成長」へ
2025 年:「緊急危機対策年」 – 変化をチャンスへ
・ 【特集】Bridgestone E8 Commitmentを軸とした価値創造
・ ブリヂストンらしいステークホルダーへの貢献の考え方
・ ガバナンス
・ 財務/非財務・未財務データ
統合報告2025のWebサイトは、下記の通りです。
・ 日本語:https://www.bridgestone.co.jp/ir/library/integrated_report/
・ 英語:https://www.bridgestone.com/ir/library/integrated_report/
統合報告2025の概要は、以下の通りです。
【持続的な価値創造基盤】
ブリヂストンの持続的な価値創造への基盤として、以下の取り組みを紹介
・ シン・グローカル経営体制強化
・ 財務資本:財務戦略 ー 稼ぐ力の強化と資本効率向上
・ 米国関税影響とその緩和策:「変化をチャンスへ」
・ 知的資本:知的財産戦略
・ 人的資本:人的創造性向上
・ ブリヂストン流DX
・ サイバーリスク対応
【持続的な価値創造 – 「質を伴った成長」へ 2025 年:「緊急危機対策年」 – 変化をチャンスへ】
「守り」の活動を最優先に、「攻め」の活動を両輪で進めながら、「変化をチャンスへ」変え、激動下でも勝ち抜く「強いブリヂストン」への進化を目指す取り組みについて紹介
■ 守り
・ ビジネス体質強化:ブリヂストン独自のデミング・プラン
・ 事業再編・再構築(第2ステージ)
欧州・南米事業での「事業の形を変える」再構築進捗、米国事業拠点最適化など
■ 攻め
・ コア事業:プレミアムタイヤ事業 – 「断トツ」※2商品力強化
「新たなプレミアム」と位置付ける商品設計基盤技術「ENLITEN(R)」※3搭載商品(乗用車用プレミアムタイヤ/新車用・市販用)の拡大
・ ENLITENとBCMAの融合による価値創造の加速
「ENLITEN」とモノづくり基盤技術 「BCMA」※4の融合を進めることで、稼ぐ力を強化し、競争優位を獲得するとともに、社会価値・顧客価値、企業価値の創造を加速
・ 地道なグローバルビジネスコストダウン活動強化 ー ブリヂストンDNA
バリューチェーン全体での地道なグローバルビジネスコストダウンを推進することで、稼ぐ力を強化
・ サステナブルなグローバルモータースポーツ活動を中核としたサステナブルなプレミアムブランドの構築
・ 成長市場 「質を伴った成長へ」
米国事業強化:米国消費財ビジネス再構築、インド消費財ビジネス強化
お客様、パートナーとの共創をベースにした生産財系BtoBソリューション(鉱山、航空、トラック・バス系)の拡充
■ 共創・イノベーション リサイクル事業 ー タイヤを原材料に「戻す」
様々なパートナーとの共創活動を通じて、使用済タイヤを「資源」としてゴムや原材料に「戻す」リサイクル事業の事業化に向けた取り組み推進
【(特集)Bridgestone E8 Commitmentを軸とした価値創造】
ブリヂストンらしい価値創造を加速させ、特に優れた活動をグローバルで共有する仕組みとして、グローバルTQM活動やブリヂストングループアワードの事例を紹介
【ブリヂストンらしいステークホルダーへの貢献の考え方】
株主様、お客様、従業員・人財、パートナー&サプライヤー、地域社会、サステナブルな社会など、全てのステークホルダーへの貢献を最大化する取り組みについて紹介
【ガバナンス】
実効性のあるコンプライアンス活動や、コーポレート・ガバナンスに関する取り組みを紹介
ブリヂストンは、今後も企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」※5を価値創造の軸として、従業員、社会、パートナー、お客様など、多くのステークホルダーの皆様と共に価値を創出することで、未来に対する責任を果たし、持続可能な社会を支えることにコミットしていきます。
※1 対象期間:2024年1月1日~2024年12月31日(一部対象期間より前もしくは後の情報を含む)
※2 「断トツ」とは企業としての目標を指します。
※3 商品設計基盤技術「ENLITEN」(エンライトン)
サステナビリティへ繋がる環境性能、それぞれの市場やお客様のご要望によって顕在化している要求(ニーズ)、潜在的な要求(ウォンツ)、さらに当社が市場・お客様が想像もしえない新たな価値を提供する性能(インスパイア)の大幅な向上を目指し、商品性能の「エッジを効かせ」、「究極のカスタマイズ」を実現する商品設計基盤技術。
※4 モノづくり基盤技術「BCMA(Bridgestone Commonality Modularity Architecture)」
タイヤを構成するモジュール(部材)を3つに集約し、異なる商品間で共有することで、開発・生産を含むサプライチェーンをシンプル化。開発・生産におけるアジリティを向上させながら、コストの最適化や環境負荷の低減を実現します。革新材料・構造によってモジュールを進化させ「究極のカスタマイズ」を支えます。
※5 「Bridgestone E8 Commitment(ブリヂストンイーエイトコミットメント)」
ブリヂストンは、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンの実現に向けて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」(https://www.bridgestone.co.jp/corporate/manage/policy/commitment/
)を制定しました。これを未来からの信任を得ながら経営を進める軸とし、ブリヂストンらしい「E」で始まる8つの価値(Energy、Ecology、Efficiency、Extension、Economy、Emotion、Ease、Empowerment)を、ブリヂストンらしい目的と手段で、従業員・社会・パートナー・お客様と共に創出し、持続可能な社会を支えることにコミットしていきます。
本件に関するお問合わせ先
<報道関係> グローバル広報企画部 TEL:03-6836-3333
<お客様> お客様相談室 TEL:0120-39-2936