エートス協同組合(拠点:埼玉県さいたま市、理事長:宮本 明岳(株式会社タウ 代表取締役社長))は6月23日、愛知県春日井市と「災害時における車両の移動等に関する協定」の締結式を執り行いました。本協定は、災害時の迅速な道路啓開によって復旧活動に貢献することを目的としております。
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左:エートス協同組合 村越監事
右: 春日井市 石黒市長
■災害協定の経緯と目的
近年は日本各地で異常気象が発生し、いつどこで甚大な災害が起きてもおかしくない状況にあります。大規模な自然災害が発生した場合、発災時には人命救助やライフライン復旧のために、緊急通行車両の通行を確保する「道路啓開」やレッカー移動した車両の保管場所の確保が重要となります。このたび協定を締結した春日井市は、南海トラフ地震の発生が懸念されている地域のひとつであり、発災時への備えの重要性を認識されていることから、有事の際の地域復興に寄与するべく協定締結へといたりました。
本協定では、春日井市において迅速な救命・救出活動や緊急物資の輸送が行われるよう、当組合が被災車両のレッカー移動等によって放置車両や立ち往生車両等の移動を支援し、円滑な復旧に資することを目的としています。今後もエートス協同組合は春日井市と連携を深めると共に、災害発生頻度が高いとされる地域に対しても、発災時の早期復旧・復興貢献できるよう、活動を全国へ拡大してまいります。
・春日井市 石黒市長コメント
近年、九州で震度4の地震が相次ぐなど災害への備えは全国的な課題となっており、この地域でも南海トラフ地震の発生が懸念されている。実際にどの程度の被害が発生し、どのように道路が寸断されるかは、過去に災害の経験がないことから、想定しきれない部分が多いのが現状である。そうした中、これまでの災害対応の経験や専門知識を持つ企業にご協力いただき、緊急車両の通行確保や道路啓開にご尽力いただけることは非常にありがたく、本協定の締結は大変心強い。
・エートス協同組合 村越監事コメント
台風による風水害や道路冠水は、災害時の初動対応において極めて重要な課題であり、そうした状況下で少しでも寄与できればと、株式会社タウが代表となり本組合を立ち上げた。今回、本協定の締結に先立ち、南海トラフ地震を想定した対応方針を関係者間で確認し、確実な連携体制を築くことができた。今後は、地元だけでは対応が難しい場面においても、全国に広がるネットワークを活用し、迅速かつ柔軟に復旧・復興支援に取り組んでいきたいと考えている。
■協定内容
(1)被災車両のレッカー移動による道路啓開及び移動した車両の保管
市の管理する道路上で走行不能となった被災車両等について、車両の移動及び保管。
(2)自動車等の貸し出し
乗用車および災害支援車等をレンタル。
(3)防災訓練時の参加協力
市が開催する防災訓練への参加協力。
■エートス協同組合について
ゼロ・エミッションに取り組み、人々が暮らしやすい地球環境の創造に貢献することをミッションとし、その想いに賛同した自動車関連企業で構成された協同組合となります。「災害支援」「環境保全」「人材の循環」に関して各社のリソースを活用した活動を通じ、地球規模での循環型社会を目指します。
■本件に関するお問合せ先
エートス協同組合
株式会社タウ 広報部
TEL : 048-601-0820
E-mail : pr@tau.co.jp
URL : https://ethos.or.jp/
本件に関するお問合わせ先
エートス協同組合
株式会社タウ 広報部
TEL : 048-601-0820
E-mail : pr@tau.co.jp
URL : https://ethos.or.jp/