「保育サマーフェスタ2025」は、子ども支援学部子ども支援学科の3・4年生を主な対象とした就職合同説明会であるとともに、企画と諸準備等の多くを同学科の学生が主体となって進める、経験学習カリキュラムによるアクティブ・ラーニングの取り組みでもある。
実行委員会の学生らは保育所・幼稚園・福祉施設などに赴き、企画趣旨を説明したうえで参加を交渉。それぞれにおける保育の実践や保育者の働き方などを実地に取材し、取材結果等をまとめたものをオンラインで紹介してく。イベントに参加する学生らは、出展予定の保育事業所の情報を事前に確認したうえで説明会に臨むことができる。
また、取材を行う学生は、保育観やキャリアアンカーなどを基に対話を行いながら、さまざまな保育運営の実際に触れることで、保育者として働くことの意義に迫るとともに、就職先選定の視点を養い、保育就活のための言語力を身につけることもできる。
当日は体育館に設けられた各ブースにおいて、それぞれの保育事業所で働いている同大の卒業生や、園長、保育者らを囲みながら、学生と保育事業者が対話を行い、保育職の詳細や各事業所の特徴、就職・採用などについて相互理解を図っていく。保育職への就職活動を行う学生らの姿や、子ども支援学科と地域の保育現場との信頼関係、東京家政大学ならではの保育学究活動のあり方などを知り、同学科で学べる内容やどのような保育者になれるかを確認することができる。
なお、同大の学生や教職員だけでなく、将来子どもと関わる仕事をしたいと希望している中学生や高校生、中高の進路指導教員、保護者らの参加も可能としている。
これは、昨今の保育職志向者の激減傾向の主因となっている保育職へのネガティブイメージを払拭し、保育職になることへの将来不安を抱いている中高生はもちろん、中高の進路指導教員、保護者らにも実感的に安心感を抱いてもらい、真の「保育の魅力」や「保育職の働き方」について正しい理解を促すための社会啓蒙活動としても、保育者養成校の学生自身がアクションを起こすものでもある。
~実行委員長からのコメント(子ども支援学部4年生)~
保育者不足の課題解決のために、保育の魅力に関する正しい情報発信を行う活動として、私たちは「保育の就活に不安を感じている学生に寄り添い、少しでも支えになるような活動をしたい」という思いを持って、この企画の準備を進めてきました。
このイベントを通じて、学生一人ひとりが、保育者としての道を選択するための前向きなヒントをなにか得られたら嬉しいです。子どもと向き合う未来の自分を想像しながら、「この園・施設だったら安心して働ける、ここで保育ができたらきっとワクワクする」などと感じられるような出会いが生まれることを心から願っています。
例年、多くの保育者を輩出している(※)東京家政大学の学生が、確かな就職情報を提供するイベントとなっている。概要は下記の通り。
■保育サマーフェスタ2025 概要
【日程】 7月29日(火) 13:30~17:00(予定)
【場所】 東京家政大学狭山キャンパス 体育館
〒350-1309 埼玉県狭山市稲荷山 2-15-1 (西武池袋線「稲荷山公園駅」から徒歩5分)
【対象】 東京家政大学子ども支援学科の3・4年生、同大教職員、中学生・高校生、中高生保護者、中高の進路指導教員、保育施設関係者、保育行政関係者 他(一般公開)
【申し込み・問い合わせ】
参加希望者は、下記のメールアドレスへメールで申し込み
onlinehoikukenkyu@gmail.com
※申し込みの際には、氏名、学校名、電話番号をご記入ください
【企画】 【保育サマーフェスタ 2025】実行委員会
(※)参考
○保育士就職者数ランキング (大学通信オンライン)
https://univ-online.com/article/ranking/30167/
(2024年 1位)
https://univ-online.com/article/ranking/25642/
(2023年 1位)
○幼稚園教諭就職者数ランキング (大学通信オンライン)
https://univ-online.com/article/ranking/30358/
(2024年 1位)
https://univ-online.com/article/ranking/25644/
(2023年 2位)
▼本件に関する問い合わせ先
東京家政大学 子ども支援学部子ども支援学科
教授 和田 明人(わだ あきひと)
〒350-1398 埼玉県狭山市稲荷山2-15-1
大学代表電話:04-2952-1621
E-Mail:wada-a@tokyo-kasei.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/