藤田医科大学病院(愛知県豊明市 病院長:今泉和良)は7月3日、愛知県が「2040年までに健康寿命の3年以上の延伸および循環器病の年齢調整死亡率の減少」という全体目標を達成するため、循環器疾患患者を中心とした包括的な支援体制を構築していく「脳卒中・心臓病等総合支援センターモデル事業※1実施法人」の「心臓病拠点」(センター長:循環器内科学 井澤英夫)として厚生労働省から採択されました。なお、「脳卒中拠点」は名古屋大学医学部附属病院が採択されました。
藤田医科大学病院と名古屋大学医学部附属病院は、総合相談支援窓口を開設し、生涯支援型サポートサービスを提供する予定です。
2つの病院は協調して「愛知県脳卒中・心臓病等総合支援センター」として活動し、その上で、愛知医科大学病院、名古屋市立大学病院とも連携していきます。脳卒中では、急性期・回復期・維持期の医療機関で構成される愛知県地域医療連携ネットワークと、心臓病では各基幹病院を中心として心臓病連携ネットワークと有機的に連携する体制を構築。さらに、行政、愛知県医師会や関連学会等の関係団体、患者団体、消防、介護保険事業所、高齢者の身体的・精神的ケアを担当する国立長寿医療研究センターとも連携し、県全体での包括的な体制構築をめざします。
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図:実現をめざす脳卒中・心臓病等総合支援センターの構想イメージ
※1 脳卒中・心臓病等総合支援センターモデル事業
脳卒中や心筋梗塞などの循環器疾患は、後遺症により介護が必要となるケースも多く、リハビリテーションや就学就労支援、福祉サービスの利用支援など継続的な情報提供やサポートが欠かせません。これらの支援強化に向け厚生労働省は、2022年度よりモデル事業として各県1カ所ずつ、循環器病の治療・情報発信拠点となる「脳卒中・心臓病等総合支援センター」の設置を進めています。
【8月10日(健康ハートの日)にHisaya odori Park ミズベヒロバをライトアップ】
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日本心臓財団は、8月10日を「ハート」と読む語呂にちなみ、1985年に「健康ハートの日」を制定し、毎年8月10日に日本循環器協会などと共同で 心臓病や脳卒中の予防を呼びかける健康ハートの日プロジェクトを実施しています。今年は「健康ハートの日」が提唱されて40周年の節目を迎え、全国すべての都道府県で建造物のライトアップが計画されています。
愛知県では、日本循環器協会と今回新たに設置された愛知県脳卒中・心臓病等総合支援センターの共催で、Hisaya odori Park(久屋大通公園:名古屋市東区) ミズベヒロバをハート(赤)色にライトアップします。
このライトアップをきっかけに、心臓病の予防や早期発見の大切さに目を向け、自分の心臓の健康や生活習慣を見直す機会になることを願っています。
【愛知県脳卒中・心臓病等総合支援センター 】
愛知県脳卒中・心臓病等総合支援センターモデル事業の一環として、県民の皆さまが自分自身の健康状態や循環器疾患について知ってもらうこと、および医療体制の強化を目的に、定期的に情報発信をしていく予定です。
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◇今後のイベント開催スケジュール
― 市民公開講座 心臓病予防編! 心臓を長もちさせるための極意
日時:9月7日(日)13時30分~
場所:JPタワー名古屋 ホール&カンファレンス
参加方法:事前申し込み制・入場無料
本件に関するお問合わせ先
学校法人藤田学園 広報部 TEL:0562-93-2868・2492 FAX:0562-93-4597 MAIL:koho-pr@fujita-hu.ac.jp