亀田医療大学(千葉県鴨川市、学長:田中美惠子)と斉々哈爾(チチハル)工程学院(中国・黒竜江省)は、今年3月に交流協定を締結。7月27日から31日にかけて、斉々哈爾工程学院の教員4名が亀田医療大学および亀田総合病院を訪問し、看護教育における活発な意見交換をはじめ、親睦を深めるためのさまざまな国際交流が行われた。
今後も国際的な視野からの看護教育についての交流が継続されることが期待される。


 亀田医療大学と斉々哈爾工程学院は2025年3月21日、両大学の教育・研究の促進を目的とした交流協定を締結した。7月27日から31日にかけて、斉々哈爾工程学院の教員4名が亀田医療大学および亀田総合病院を訪問し、さまざまな交流事業が行われた。

 7月28日には、亀田医療大学において教職員らが斉々哈爾工程学院の一行を盛大に出迎え、キャンパスの見学と田中美惠子学長による講義および大学の紹介が行われた。
 29日は、斉々哈爾工程学院の教員による講義が亀田医療大学の学生を対象として実施された。学生らは中国の看護や教育の現状について学び、活発な意見交換によって視野を広げるとともに、「国際的な場に参加できる喜びを感じた」という意見もあがった。
 また、亀田医療大学の教員が「在宅看護学(日本の在宅看護の変遷と現状、地域包括ケアシステムの推進)」「クリティカルケア看護(日本におけるクリティカルケア看護の現状)」について、斉々哈爾工程学院の教員に紹介。さまざまな質問や意見が出され、両国の看護の歩みと共に、今後の看護教育への課題が明確になった。
 30日には、亀田総合病院を見学。主に病棟をはじめ手術室や集中治療室、救急救命センター等、実際の医療現場での看護管理や医療体制についての視察となった。

 今回の国際交流が両者の学術・文化交流を一段と深める契機となり、今後も幅広い国際的な視野から看護教育に関する交流を継続させる礎となることが期待される。


(関連記事)
・斉々哈爾工程学院(中国・黒竜江省)と教育・研究に関する協定を締結(2025.03.27)
 https://www.u-presscenter.jp/article/post-55932.html


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