[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2822/115488/500_134_20250805125615689180df84c19.jpg
京王電鉄株式会社(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:都村 智史、以下「京王電鉄」)と株式会社京王プレリアホテル京都(所在地:京都府京都市、代表取締役社長:三武 孝浩、以下「京王プレリアホテル京都」)、株式会社メディ・エンジン(所在地:東京都港区、代表取締役社長:東 貴大、以下「メディ・エンジン」)は、京王電鉄が実施する事業部起点のオープンイノベーションプログラム「JISOU(ジソウ)」にて、8月8日(金)からオンライン多言語診療サービス「とらほす」(以下、「本サービス」)の提供を開始します。これは、京王プレリアホテル京都がJISOUにて提示した課題解決に向け、メディ・エンジンを採択した案件となります。
今回は、京王プレリアホテル京都で、メディ・エンジンが提供する「とらほす」を活用し、訪日外国人のお客さま向けに24時間多言語オンライン診療を行います。訪日旅行中の疾患において、風邪や熱、アレルギー疾患、腹痛、下痢などの診療と投薬で完結する軽症例が全体の約9割※を占めています。軽症例についてはオンライン診療と薬剤の処方および配送で完結させるなど、地域医療に負荷をかけずに医療提供を行うことで、訪日旅行中に病気・けがでお困りの訪日外国人のお客さまに対する適切かつ迅速な医療提供の実現と、地域医療にも配慮した自由診療受入に貢献します。
今後も「とらほす」を活用して、京王プレリアホテル京都の社員の業務の効率化と訪日外国人のお客様対する適切な医療提供を実現します。
※出典:観光庁 令和5年度「訪日外国人旅行者の医療に関する実態調査」
<本件のポイント>
①8月8日(金)から、京王プレリアホテル京都で訪日外国人旅行者に向けた24時間多言語オンライン診療サービス「とらほす」を提供。本サービスの利用で、旅行中の急な体調不良でも迅速な診療が可能。
②診療の結果、薬剤の処方が必要な場合、18時までであれば当日ホテルに薬剤を配送。対面診療が必要な場合、「とらほす」が多言語対応可能な医療機関を手配・紹介。症例に応じてオンライン診療と薬剤の処方および配送で完結させることで、地域医療に負荷をかけずに訪日外国人への医療提供が可能。
③医療機関関係者が英語を話せないため生じる「予約が取れない」「治療の重要な意思決定時に十分な説明を受けることができない」などの課題を解決し、訪日外国人が安心・安全に受診できる環境を目指す。
1.「JISOU」採択案件について
(1)募集内容
①テーマ
「ホテルにおける社員の業務の標準化と即戦力化を推進するマニュアルツール」
②解決したい課題
・日本語を話すことができない訪日外国人のお客さま、多言語対応が難しい医療機関の受付の代わりに、適切な医療機関をホテルが手配しなくてはならず、特に夜間や土日祝日においては営業している医療機関が少ないため手配に時間がかかり、傷病人発生時の対応に人的リソースが割かれている。
・ホテルスタッフが多言語で正確に症状をヒアリングし適切な病院を紹介することが難しい。
③ねらい
・24時間多言語対応できるオンライン診療先を紹介することで、ホテルが訪日外国人のお客さまと医療機関の間に入らずとも、適切な傷病人対応を可能とする。
④募集にあたっての要望
・24時間多言語対応できる環境が担保されていること
(2)採択企業
株式会社メディ・エンジン
(3)採択理由
24時間多言語対応でオンライン診療サービスを提供可能なうえ、診察要請から診察実施までの平均待機時間が30分以内と非常に短い。また、原則当日中に薬剤のホテルなどの滞在先へ直接配送が可能であることから、ホテルを介さず訪日外国人のお客さまに適切な医療を迅速に提供できる条件が整っているため。
2.オンライン多言語診療サービス「とらほす」の提供について
(1)サービス概要
「とらほす」は、訪日外国人旅行者向けに特化した多言語対応のオンライン診療・薬配送・病院紹介サービスです。日本全国どこからでもスマートフォン一つで医師とつながり、診察・処方・薬の受け取りまでをワンストップで提供します。ホテルや観光施設との連携により、旅先での“医療の不安”を“安心”に変える新しいインフラを構築しています。
強み①:医師主導・24時間対応体制
医師が主導する体制のため、責任ある対応と迅速な診療を実現。平均30分以内で診察を開始でき、深夜や休日でも安心です。
強み②:薬の当日配送が可能
業界唯一の「当日配送体制」を整備。主要都市では、提携薬局から宿泊先や観光先へ薬を 当日中にお届けし、外出の負担や言語の不安を最小限にします。
強み③:ホテル・施設の業務負担を軽減
ホテルスタッフが英語や医療対応に不安を感じることなく、二次元コードを渡すだけでゲストが直接アクセス可能な仕組みを提供。病院探しや通訳手配などの業務を大幅に軽減します。
(2)サービス提供開始日
8月8日(金)
(3)サービス提供場所
京王プレリアホテル京都
(4)サービスの利用フロー
・チェックインもしくは体調不良者からの申告時に、「とらほす」のサービスの概要や問い合わせ先などを記載している資料をホテルスタッフが手渡し
・滞在中お客さまが体調不良になった場合、資料に記載のQRコードを読み取り「とらほす」サービスページにアクセス
・案内に従ってご本人様自身で診療の申し込みおよび決済を行う。メールで診療先のURL案内を受け取って、オンラインで診療
・診療後、「とらほす」からお客さまの状況に合わせて薬の処方や対面の診療をご案内
・診療終了後、「とらほす」から宿泊施設への情報提供や紹介料支払いを行う[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2822/115488/450_207_202508051258026891814a32172.jpg
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です
3.お客さまのお問い合わせ先
本取り組みについて:京王プレリアホテル京都 下村 naoki.shimomura@keioprelia.co.jp
とらほすについて:メディ・エンジン info@mediengine.jp
JISOUについて:京王電鉄JISOU事務局 contact-koi@keio.co.jp
【参考1】京王電鉄によるオープンイノベーションの取り組みおよび「JISOU」について
京王電鉄では2022年度から、スタートアップ企業をはじめとした外部パートナーとの共創によるオープンイノベーションプログラムを実施しています。また、成長領域の探索を目的とし、これまで複数のVCファンドやスタートアップ企業への出資を実施しています。
2024年度7月から、常時共創の提案を募集する「JISOU(ジソウ)」を開始し、京王電鉄の事業部門および京王グループ各社の課題解決につながる提案を募集しています。
「JISOU」では、応募企業からの提案内容について、事業部門やグループ会社による書類審査および面談といった直接審査を経て、採択されます。現在募集中のテーマについては、別紙をご参照ください。
公式サイト:https://www.keio.co.jp/railroad/keio-open-innovation/
[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2822/115488/400_143_202508051258066891814e04868.png
【参考2】株式会社京王プレリアホテル京都について
(1)会社名
株式会社京王プレリアホテル京都
(2)代表者
三武 孝浩
(3)所在地
京都市下京区烏丸通松原下る五条烏丸町396
(4)URL
https://www.keioprelia.co.jp/kyoto/
(5)設立
2017年5月
(6)事業内容
京都エリアにおける京王プレリアホテルの運営
【参考3】株式会社メディ・エンジンについて
(1)会社名
株式会社メディ・エンジン
(2)代表者
東 貴大
(3)所在地
東京都港区芝大門2-8-5 MHKビル4階
(4)URL
https://mediengine.jp/
(5)設立
2024年
(6)事業内容
外国人診療事業、地域医療活性化事業
【別紙】「JISOU」にて現在募集中のテーマ一覧
[画像4]https://digitalpr.jp/simg/2822/115488/600_592_202508051258056891814d61186.png
※記載の内容は2025年8月5日(火)時点のものになります
※予告なく変更・削除される場合がありますので、ご了承ください
※詳細は、募集テーマ一覧(https://www.keio.co.jp/railroad/keio-open-innovation/
)をご覧ください
本件に関するお問合わせ先
京王電鉄広報部 042-337-3106