2つの主要アジェンダで国際競争力を強化

タイ・バンコク -Media OutReach Newswire- 2025年8月6日 - SCGは、バンコク本社で「GREEN BREAKTHROUGH AMID THE PERFECT STORM(深刻な危機下での環境への革新的取り組み)」をテーマにESGシンポジウム2025を開催しました。このイベントには、タイおよびASEAN地域が公正で持続可能な低炭素社会に移行していくための議論と必要な連携構築に向け、環境に優しい取り組みを推進する政府、民間企業、市民社会、世界的な専門家を含む主要な関係者300名以上が結集しました。



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タイのバンコクにあるSCG本社で開催されたESGシンポジウム2025で、世界の第一人者が持続可能な社会への移行に向けた展望や手法について講演


このシンポジウムでは、「ネットゼロ目標に沿ってエネルギーシステムの高度化を目指すエネルギー転換」、「中小企業が本当の意味でESGの枠組みにアクセスできる機会を創出する中小企業のための公正な転換」という、移行に欠かせない鍵となる2つの重要なアジェンダについて、政策と実務の観点から意見交換が行われ、低炭素社会の推進に向けた結論を導くための連携が進められました。

フォーラムでは、トヨタ自動車株式会社の代表取締役社長、佐藤恒治氏、国連開発調整室(DCO)のアジア太平洋地域ディレクター、David McLachlan-Karr(デヴィッド・マクラクリン=カー)氏、MITの地球大気惑星科学(EAPS)研究室の首席研究者、Sai Ravela(サイ・ラヴェラ)博士、MIT気候ミッションディレクター兼都市リスク研究室ディレクターのMiho Mazereeuw(ミホ・マザリュー)教授のほか、タイ中央銀行総裁のSethaput Suthiwartnarueput(セタプット・スティワートナルプット)博士といった国際的なリーダーを迎え、適応のためのアプローチ、レジリエンスの構築、タイの長期的な競争力の向上について講演を行っていただきました。

ESGシンポジウム2025は、すべての部門が協力して持続可能な地域の未来の創出を推進し、環境目標を経済機会に結びつけ、ASEANが急速に変化する世界に備えることができるよう支援する連携プラットフォームです。
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