2025-8-7
東芝デジタルソリューションズ株式会社
知財DX推進に向けた、知財管理ソリューションの展開加速について
~知的財産(IP)やノウハウなど無形資産の「価値」を可視化するサービスを拡充~
東芝デジタルソリューションズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:島田 太郎、以下当社)はこのたび、株式会社スカラコミュニケーションズ(以下 スカラコミュニケーションズ)から知財管理ソリューション事業を譲り受けました。今回の事業譲渡により、当社は市場シェアの拡大、技術力の向上および人材強化を実現し、知財管理ソリューション事業のさらなる拡大を目指します。
近年、知的財産(IP)注は企業の競争力の源泉としてより重要な経営資源となっており、無形資産への投資、知財戦略の実行、知的財産を活用したオープンイノベーションの推進が求められています。当社は、知財管理ソリューションの分野では、知的財産管理サービス「IPeakMS®」を基軸に、国内ベンダーならではのきめ細かい業務機能を、東芝グループの知的財産管理業務のノウハウと共に提供し、豊富な導入実績を積み重ねてきました。また、当社の知財管理ソリューションは、高いセキュリティ確保と初期投資を抑えた導入のしやすさにおいても、多くの評価をいただいています。
当社とスカラコミュニケーションズは、長年にわたるパートナーシップのもと、知的財産管理ソリューションを開発してきました。今回の事業譲渡により、スカラコミュニケーションズからオンサイト型知財管理システム「PatentManager」シリーズ等に関するプログラム著作物及び当該著作物に係る著作権並びに商標権等を譲り受け、関連するシステム開発人材も当社に転籍を完了しました。
今回の事業譲渡により、以下を中心としたシナジー効果が期待できます。
1.「PatentManager」に係る著作権等の譲渡によりラインアップを強化し、同時に既存サービスの機能を向上
2.無形資産の「価値」を可視化する知的財産管理サービスの拡充に加え、既存サービスである戦略的なデータ分析と活用を通じて顧客の競争力強化に貢献
当社は今後も、知的財産やノウハウなど無形資産の「価値」を可視化するサービスの拡充を目指し、知的財産を戦略的に活用し企業価値向上につなげる「知財DX」推進に取り組んでまいります。
■知財管理サービス「IPeakMS®」について
研究機関や企業における知的財産の手続情報、人材情報、ノウハウ、経費、契約、事業製品など、さまざまな情報を一元管理するSaaS型クラウドサービスです。高いセキュリティ環境を備えたクラウドサービス上に、柔軟なカスタマイズ性を持つ機能を提供し、知的財産関連業務の支援を専門性の高い人的サポートにて実現します。
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/business-ict/patent/management.html
注:知的財産
発明、考案、植物の新品種、意匠、著作物その他の人間の創造的活動により生み出されるもの(発見又は解明がされた自然の法則又は現象であって、産業上の利用可能性があるものを含む)、商標、商号その他事業活動に用いられる商品又は役務を表示するもの及び営業秘密その他の事業活動に有用な技術上又は営業上の情報(知的財産基本法第2条1項)
*IPeakMSは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の日本またはその他の国における登録商標または商標です。
*その他、本文章に記載されている社名および商品名はそれぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。
*ニュースリリース/トピックスに掲載されている情報(サービスの内容/価格/仕様/関連リンク/お問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。
*東芝デジタルソリューションズ株式会社は株式会社東芝の100%子会社です。