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HDバンクは上半期の税引前利益が過去最高の10.1兆ベトナムドン(3億8,300万米ドル)に達したと発表しました。- 写真提供:HDバンク
第2四半期のみの税引前利益は4.7兆ベトナムドン(1億7,900万ドル)でした。営業利益総額は30パーセント増加し、ほぼ20.8兆ベトナムドン(7億9,100万ドル)となりました。これは、特にデジタルバンキングや外国為替取引により、資金運用利益が15.8パーセント、非資金利益が210パーセントと大幅に伸びたことが後押しとなりました。
デジタル化によりコスト効率が向上し、CIR(cost-to-income ratio、費用収益率)は25.5パーセントに低下しました。高い収益性を維持し、自己資本利益率(ROE)は26.5パーセント、総資産利益率(ROA)は2.2パーセントでした。
6月30日現在の総資産は784兆ベトナムドン(298億ドル)で、期首から12.4パーセント増加しました。預金は7パーセント増の664兆ベトナムドン(252億ドル)、貸出残高は業界全体の成長率のほぼ2倍となる18.2パーセント増の517兆ベトナムドン(196億ドル)超となりました。貸出先はインフラ、製造、消費、リスクの低い部門でした。
不良債権(NPL)比率は1.94パーセントと低く、バーゼルII基準に基づく自己資本比率(CAR)は13パーセント超となりました。
当行は、アフォーダブル住宅、デジタル基盤、ハイテク農業向けのローンや、グリーンファイナンスといった政府および中央銀行の主な施策に引き続き対応しました。
HD Financial Group傘下の各社も堅調な業績を示しました。
第2四半期に獲得した新規顧客の75パーセントがデジタルチャネルによるもので、個人取引の94パーセントがオンライン取引でした。当行はAIを活用したソリューションと高度なプラットフォームにより当行のデジタルエコシステムを継続的に拡張しています。
HDバンクは近頃、ForbesベトナムやASEANコーポレートガバナンスアワード2025といった数々の権威ある賞を受賞しています。