~変化するSNSリスクに対応、企業の危機管理を支援~


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シエンプレ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐々木 寿郎)は、企業炎上に関する網羅的な用語集を自社ウェブサイトにて公開したことを発表いたします。
近年、SNSの普及により企業炎上は多様化し、複雑化しています。
企業にとって適切なリスクマネジメントが喫緊の課題です。この度公開する用語集は、SNSリスクに関連する専門用語を網羅的に解説することで、企業担当者の皆様が現状を正しく把握し、迅速かつ的確な対応を行う一助となることを目指します。

▼用語集URL
https://www.siemple.co.jp/glossary/

▼用語集公開の背景
SNSの利用が社会に浸透するにつれて、企業に対する批判や不満が瞬時に拡散され、企業ブランドや業績に甚大な影響を及ぼす「企業炎上」が後を絶ちません。炎上の原因や背景は多岐にわたり、従来のメディアリスクとは異なる特性を持つため、専門的な知識と迅速な対応が求められます。
しかし、多くの企業担当者様からは、「炎上関連の専門用語が理解しにくい」「最新の炎上トレンドを把握するのが難しい」といった声が寄せられていました。このような現状を踏まえ、シエンプレは、これまで培ってきたSNSリスクマネジメントの知見を結集し、企業が直面するリスクをより深く理解し、効果的な対策を講じるための基礎知識を提供するべく、本用語集を公開する運びとなりました。
シエンプレは、本用語集を通じて、企業の皆様がSNSリスクに対する理解を深め、より強固な危機管理体制を構築できるよう、今後も多角的なサポートを提供してまいります。


▼用語一覧
・キャンセルカルチャー
https://www.siemple.co.jp/glossary/cancel_culture/
キャンセルカルチャーとは、社会的に不適切な発言や行動をした個人や団体、企業をSNSやメディアで糾弾し、不買運動やボイコットを通じて排除しようとする動きです。具体的には、テレビ番組やCMの出演停止、出演作品の不視聴や製品の不購入といった行為が挙げられます。主に政治家や芸能人、企業が対象で、差別や偏見が明らかになった際に多く見られます。キャンセルカルチャーは2010年代中頃からアメリカで盛んになり、SNSの普及によってボイコット運動が進化したものとされます。炎上と異なり、キャンセルカルチャーは対象者への具体的な制裁を求める点が特徴です。
正当な抗議活動として支持される一方、行き過ぎた事例も増え、問題視されています。

・デジタルタトゥー
https://www.siemple.co.jp/glossary/digital_tattoo/
デジタルタトゥーとは、一度インターネット上に公開された情報が、本人の意思に関わらず半永久的に残り続ける状態を指す言葉です。SNSの投稿、ブログ記事、画像、動画、コメントなどがその例で、後から削除しても他社に保存・転載されたり、検索結果に残ったりすることで完全な消去が難しくなります。過去の不適切な発言や行動が掘り起こされ、就職活動や人間関係、企業活動に悪影響を及ぼすケースもあり、注意が必要です。個人にとっても企業にとっても、発信する情報には責任が伴うことを認識し、軽率な投稿を避けることが重要です。デジタルタトゥーを防ぐには、日頃からの情報管理と、公開範囲やプライバシー設定への配慮が欠かせません。

・非実在型炎上
https://www.siemple.co.jp/glossary/hijituzaigata_enjou/
非実在型炎上とは、存在しない発言や出来事、事実誤認によって起こるインターネット上の炎上現象を指します。たとえば、捏造された投稿や加工された画像・動画が拡散され、それを信じた人々が批判や攻撃を行うケースが該当します。事実確認がなされないまま感情的な反応が広まり、個人や企業に深刻な損害を与えることもあります。こうした炎上は、投稿者だけでなく、拡散に加担したユーザーの責任も問われる可能性があります。対策としては、公式な情報発信による誤解の早期修正、SNSの監視体制の強化、メディアリテラシーの向上が必要です。

・レピュテーションリスク
https://www.siemple.co.jp/glossary/reputation_risk/
レピュテーションリスクとは、企業やブランド、個人が社会的評価や信頼を失うことで、事業や活動に悪影響が及ぶリスクのことです。
「評判リスク」とも呼ばれ、実際の不祥事だけでなく、誤解や虚偽情報、過去の発言、従業員の行動などによっても引き起こされます。たとえば、SNSでの炎上や内部告発、バイトテロ、報道による印象操作などがきっかけとなり、企業イメージが損なわれ、顧客離れや取引停止など経営上のダメージが発生する可能性があります。このリスクは、企業活動のあらゆる場面に潜んでおり、影響の範囲が広く、回復にも時間とコストがかかるのが特徴です。したがって、日頃からの丁寧な情報発信、社内外のガバナンス強化、危機発生時のスピーディーかつ誠実な対応が不可欠です。


その他、全63件掲載しています。随時、用語は追加予定です。


■シエンプレ株式会社 概要
2008年の会社設立以降、累計で取引実績8千社超、対策サイト20万以上にのぼるデジタル(インターネット)を起点とする炎上及び風評被害、誹謗中傷に関するサービスを手掛けています。平常時の予防・監視・対策、炎上が発生した際の対応から回復時までの一貫した対応を通して、円滑な企業経営の支援を行うことが可能です。
警察庁からのサイバーパトロール業務受託をはじめ、上場企業・官公庁から中小企業まで、業種・業界を問わず幅広くサービスを提供しています。

■会社概要
社名   :シエンプレ株式会社
代表者  :代表取締役社長 佐々木 寿郎
設立   :2008年10月
本社所在地:東京都港区赤坂4-2-19 赤坂SHASTA・EAST8F
事業内容 :デジタル・クライシス対策事業、サイレントクレーム対策事業
URL   :https://www.siemple.co.jp/


■本件に関するお問い合わせ先
シエンプレ株式会社
マーケティング推進部 マーケティング推進課
TEL  :03-3275-6646
E-mail:mkt@siemple.co.jp
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