【本件のポイント】
・ 防災庁の新設を主導する研究者や、数多くの第三者委員会で実績を持つ研究者らが登壇
・ 過去の大震災や事故の節目に、改めて"社会安全"を問い直す機会を創出
・ 企業防災とリスクマネジメントの最前線が集まる東京で、その具体的な手法と今後の方向性を解説
■ 自然災害・社会災害の節目に、東京で考える企業の危機管理
2025年は、日本航空ジャンボ機墜落事故から40年、阪神・淡路大震災から30年、JR福知山線脱線事故から20年という、自然災害や社会災害の節目の年にあたります。災害や事故は、普段は意識の外にあるリスクや、私たちの暮らしに潜む構造的な問題をあぶり出す契機となります。こうした年に、企業の防災部門、リスクマネジメント部門が集まる東京で、改めて「社会安全」を見つめ直す意義は極めて大きく、本シンポジウムはその一歩となる場を目指しています。
■ 防災庁の新設、不祥事対応の限界、そして組織倫理の実装
本シンポジウムの第1部では、防災庁新設の動向と、企業不祥事における「第三者委員会」の問題を議論。第2部では、防災庁の新設に伴う企業防災のあり方、効果的な「第三者委員会」のあり方について、最新事例を紹介しながら具体的な提言を行います。講演には、関西大学社会安全学部の河田惠昭特別任命教授や安部誠治名誉教授ら、学部創設以来の重鎮が登壇。現場と理論の双方から深い考察が展開されます。
■ 多様化・複雑化するリスクにどう向き合うか
地震や気候変動に加え、感染症、情報漏洩、SNS炎上、コンプライアンス違反など、企業を取り巻くリスクはかつてないほど多様化・複雑化しています。企業における効果的な防災対策、組織事故・不祥事の予防対策とクライシスマネジメントなど、検討すべきテーマは多岐にわたります。社会安全学の視点からこれらの課題に どうアプローチすべきか、登壇者との対話を通じて、今後の企業・社会の在り方を探っていきます。
<「関西大学社会安全学部 第9回 東京シンポジウム」の概要 >
【日 時】 2025年9月12日(金)13:30~17:30
【場 所】 関西大学東京センター(千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー9階)
【テーマ】 「社会安全学の視点から企業の防災・リスクマネジメントを考える
―「防災庁」の新設、企業不祥事における「第三者委員会」をテーマとして―」
【内 容】 シンポジウム(基調講演、事例講演、パネルディスカッション)、懇親会・名刺交換会
【参加費】 シンポジウムは無料、懇親会・名刺交換会は有料
【詳 細】 https://www.kansai-u.ac.jp/Fc_ss/news/entry/2025-07-29_9_5.html
【登壇者】 河田 惠昭、安部 誠治、吉田 裕、奥村 与志弘
関西大学プレスリリース
https://www.kansai-u.ac.jp/ja/assets/pdf/about/pr/press_release/2025/No35.pdf
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