京都橘大学(京都市山科区、学長:岡田 知弘)では、2026年4月に経済学部を改組し、「経済学専攻」と「現代社会専攻」を設置します。現代社会専攻の開設を記念し、研究交流会を開催します。



 現代社会は、技術革新によってさらなる発展の可能性を秘めながらも、気候変動や格差、社会不安など様々な課題に直面しています。こうした時代においては、オルタナティブな暮らしや社会をデザインする柔軟性と創造力がこれまで以上に求められています。
 現代社会専攻では、「アースダイブ」をキーコンセプトに、社会学へ越境する多様な学びを展開します。アースダイブという言葉は、私たちが生きる地球上のあらゆる現場に深く潜り、現代社会の真理を探究する取り組みを広く表現しようとしたものです。
 研究交流会を通じて、急速に変化する経済社会をより広い視点から捉え直し、従来とは異なる発想で社会課題の解決を模索する契機としたいと考えています。


【開催概要】
日 時:2025年10月1日(水)15:00~17:00
場 所:京都橘大学 アカデミックリンクス3階 H301教室
申込期限:9月26日(金)13:00締切  ※事前予約制、参加費無料
内 容:
・経済学部長によるミニ講演(約15分)
・本学部教員によるアースダイブ事例紹介(約40分)
・コメントとディスカッション(約50分)
▼申込サイト
https://forms.office.com/r/MHBqy3z5jk

【アースダイブ事例紹介 登壇者】
15:15~15:25:小山大介 京都橘大学経済学部 教授
 テーマ:地域経済研究における現地調査と政策研究への展開
15:25~15:35:前田一馬 同上 講師
 テーマ:「地域」を再発見する ―景観観察とGISがひらく学び―
15:35~15:45:牧和生 同上 准教授
 テーマ:アースダイブへの挑戦 ―ゼミ×ホスピタリティの実践―
15:45~15:55:吉川英治 京都橘大学経済学部長・経済学部 教授
 テーマ:書斎で潜るアースダイブ ―スミスもマルクスもケインズもアースダイバーだった―


経済学部経済学科 経済学専攻
▼概要
専 攻 名 称:経済学専攻
入 学 定 員:200名
学びの特徴:
【リーダーシップ教育や企業・自治体とのプロジェクトを通じて課題解決力を備えたビジネスリーダーを養成】
AI時代に求められるデータドリブン思考やスキルを修得するとともに、経済学の多様なアプローチを駆使して、新しい企画や政策を立案・提言する力を養うことができます。
地域経済、医療や社会保障、観光や文化など現代経済社会で注目される諸分野において、経済学の変容も踏まえた理論・歴史・政策に関する多様なアプローチを駆使して、新たな企画や政策を立案・提言する力を養います。
重要性が高まりつつある分野である「金融・産業」 、「地域・国際」 、 「公共経済・政策 」、 「医療・社会保障」、 「観光・文化」の5つのラーニングコースを設置し、多様な学びを展開します。
想 定 進 路:
製造、金融・保険、販売・小売、サービス業、一般行政、警察・消防、NPO、医療機関
(運営・管理部門)など

経済学部経済学科 現代社会専攻
▼概要
専 攻 名 称:現代社会専攻
入 学 定 員:40名
学びの特徴:
【文理の垣根を越えた知識を習得し、新たな暮らしや社会をデザインする力を身につけた人材を養成】
本専攻では、人々の暮らしの場を訪ね歩き、知識や理論だけではなく、フィールドワークを中心とした実学教育を行います。従来の経済の仕組みでは解決できない課題が溢れる現代社会において、3つの領域の学びを軸に、広い視野と固定観念にとらわれない発想で課題を解決する力を養うことができます。
広い視点で経済を捉え直し、オルタナティブな暮らしや社会をデザインすることを目的に、「地域社会デザイン領域」、「メディア文化デザイン領域」、「ライフデザイン領域」の
3つの領域を設置します。
想 定 進 路:
広告、IT、観光、一般行政、警察・消防、NPO、医療機関(運営・管理部門)など





▼本件に関する問い合わせ先
京都橘大学 企画部 広報課
住所:〒607-8175 京都市山科区大宅山田町34
TEL:075-574-4112
FAX:075-574-4151
メール:pub@tachibana-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
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