駒沢女子大学人間総合学群住空間デザイン学類は、これまでさまざまな企業との産学連携課題を通じて、賃貸住宅のリノベーション提案や新築賃貸住宅のコンセプト提案に取り組んできた(「コマジョリノベ」「コマジョクリエ」「コマジョスタイル」等の各プロジェクト)。
2022年度からは「コマジョデコール」を展開。株式会社緑山スタジオ・シティや株式会社TBSテレビ、株式会社TBSアクトなどの協力を得て、使用済みスタジオセット等の道具類や廃材を活用した空間演出を提案しており、好評を博している。
今年度は「わたしたちの居場所」をテーマとして、大学キャンパス内に学生らが授業の合間や放課後に自由に使える、居心地のよい居場所をつくる課題に取り組んだ。
課題1では学生の居場所の使い方や過ごし方について、ヒアリングやアンケートなどによる調査をグループで実施。その結果を踏まえ、課題2として各自で居場所のデザインを提案した。その際には、廃棄予定の材料を積極的に活用し、環境への配慮を心掛けた。
その後、プレゼンテーション講評会での審査・協議により実施作品が選定され、選定案の学生がリーダーとなり、グループワークで実際に居場所の制作を行った。
このたび、提案された3作品が完成し、下記の通り作品の完成披露会を開催する。
◆産学連携課題コマジョデコール2025「わたしたちの居場所」完成披露会 概要
【日 時】 9月25日(木) 14:40~16:10
【場 所】 駒沢女子大学 実験実習館(4号館)2階 制作スタジオB(4-200教場)
〒206-8511 東京都稲城市坂浜238番地
※開会後、校内3か所に設置された作品を順にご案内します。
[作品]
●作品A:「Kakuregi」3年 浅利 美悠
・吹抜けと自然光を生かし、高さのある樹木のオブジェで空間に広がりを。
・設置場所:講義館(2号館)2階廊下吹抜け下
●作品B:「Mellow」3年 津田 凛穂
・視線や気配を柔らかく遮る「塀」に囲まれた、ホッとできる「くぼみ」の場所。
・設置場所:実験実習館(4号館)3階EV前ホール
●作品C:「木陰 -KOKAGE-」3年 齊藤 茜
・外に見える緑の景色と調和した、木漏れ日が差し込むリフレッシュできる場所。
・設置場所:八十周年館(16号館)4階東側ラウンジ
≪連携企業≫
・株式会社緑山スタジオ・シティ: https://www.midoriyama.co.jp/company.html
・株式会社TBSテレビ: https://www.tbsholdings.co.jp/tbstv/
・株式会社TBSアクト: https://www.tbsact.co.jp/
≪授業および担当教員≫
・科目名:「インテリアデザインスタジオI」(3年前期)
・担 当:李志炯(講師)、榎本文夫(教授)、神村真由美(教授)、橘田洋子(教授)、佐藤勉(教授)、鈴木 利彦(准教授)、山崎陽菜(准教授)、渡辺賢(非常勤講師)
(参考:駒沢女子大学公式サイト内)
・コマジョデコール2025「わたしたちの居場所」3つの実施案を決定しました
https://www.komajo.ac.jp/d_spacedesign/d_spacedesign_news_class_25004.html
・コマジョデコール2025「わたしたちの居場所」グループワーク制作報告
https://www.komajo.ac.jp/d_spacedesign/d_spacedesign_news_class_25006.html
(関連記事)
・駒沢女子大学が11月24日に産学連携課題「コマジョデコール」の完成披露内覧会を町田市の実店舗で開催 -- 学生が使用済み道具類を再活用して物販および飲食店の空間演出を企画・提案・制作(2022.11.17)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-49378.html
・駒沢女子大学の産学連携課題「コマジョデコール2023」が完成、12月1日にリニューアルお披露目会を実施 -- 学生が廃材を再活用して喫茶スペースをリニューアル(2023.11.20)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51998.html
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〒206-8511 東京都稲城市坂浜238番地
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