城西大学経済学部の柴沼真教授と学生らは8月5日、埼玉県立本庄高等学校で開催された「つくる!つながる!本高ワークショップ2025」に協力した。ワークショップは、「本庄市内の●●●●のPOPをつくろう」をテーマとして実施。
柴沼教授によるマーケティングにおける基礎的な内容についての講義の後、本庄高校の生徒と中学生の混成グループがCanvaを使用して、本庄市内の施設や企業のPOPを制作した。城西大学の学生はアドバイザーとして中高生の探究活動を支援することで、大学での学びを活かしながら、実際の教育現場で実践的な経験を得ることができた。また、高校生・中学生にとっては、大学生との交流で新たな視野を広げる機会となった。


 このワークショップは、中学・高校・大学が連携して探究型学習を実施する、地域連携の新しい形の取り組み。当日は、城西大学の文理融合アクティブラーニング型授業「協創力体験演習*」の履修者、教職を目指している学生や本庄高校出身の学生などが参加した。

 本庄高校の生徒と中学生約40名が混成グループでPOPを制作。城西大学の学生は各グループを巡回しながら適宜アドバイス。グループ活動の円滑な進行を支援し、協創力体験演習で培った協働的課題解決力を実践の場で発揮した。
 参加した中学生・高校生らは、異なる年代と協働することにより、トレンドやアレルギーを配慮したPOPなど、新たな創造力・柔軟性を示した。

 今回のワークショップについて、本庄高校から城西大学へ「城西大学の協力があったからこそ実現できた。ぜひ継続して、さまざまなイベントを今後も開催したい」との声が寄せられた。
 城西大学では、今後も「協創力体験演習」などで培った学生の力を活かしながら、地域の教育の支援・連携を継続的に展開していく。


■ワークショップに参加した学生のコメント
・将来教師を目指しているので授業をつくるヒントがたくさんあった。
・協創力体験演習で体験したことと同じような内容だった。そこで得た学びをアレンジして紹介したら、中高生たちがすすんでやってくれた。

*「協創力体験演習」
 学部横断的にクラスを振り分けて行う文理融合アクティブラーニング型授業の必修科目。多様な人たちと協力し、それぞれの専門性を領域横断的に生かして創造するスキルを身に着けることを目的としている。
 https://www.josai.ac.jp/for_students/kyousouryoku1/


▼本件に関する問い合わせ先
 城西大学広報課
 住所:埼玉県坂戸市けやき台1-1
 TEL:049-271-7543
 E-mail:koho@stf.josai.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
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