【2025年9月8日、米国・ミルウォーキー発プレスリリース翻訳版】スマートで、安全かつ健康的、そして持続可能なビルソリューションのグローバルリーダー、ジョンソンコントロールズ( https://www.johnsoncontrols.com/
)(NYSE:JCI)は、「Silent-Aireクーラント・ディストリビューション・ユニット(CDU)プラットフォーム」を発売し、データセンター向け熱管理分野の製品ラインナップを拡充しました。ジョンソンコントロールズのエンドツーエンドの熱管理ポートフォリオに新たに加わったこの製品は、ラックの高密度化に伴い、データセンター運営者が液冷方式への移行を円滑に進めることを可能にします。
ジョンソンコントロールズのデータセンターソリューション担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャー、オースティン・ドメニチは「今回のCDU新シリーズの発表は、半導体からチラーまでデータセンター冷却技術の進化に取り組む当社のコミットメントにおける重要な一歩です。ハイパースケール、コロケーション、半導体業界の主要プレーヤーと連携し、次世代AIトレーニングおよび推論ハードウェアの需要に応える革新的で拡張性の高いプラットフォームを設計しました。これにより、デジタル経済の拡大を見据えたデータセンタープロフェッショナルの戦略的パートナーとして、確実な性能をお届けします」と述べています。
AIの急速な成長と計算力需要の高まりにより、チップの高密度化が進み、発熱量も増大したことから、冷却技術の革新は喫緊の課題となっています。Silent-Aire CDUは、こうした高発熱機器の精密冷却を可能にし、データセンターのオーナー事業者が最新の半導体技術を導入することを支援します。Silent-Aire CDUは発熱機器に隣接するラック列内、またはホワイトスペース周辺に設置することができ、多彩な冷却構成やハイブリッド冷却方式に柔軟に対応できるため、高性能が求められるエッジベースのAI推論処理施設から大規模AIファクトリーまで、最適かつ効率的な冷却を実現することができます。
今回の新製品は、ジョンソンコントロールズが世界各地のデータセンターで提供しているSilent-Aire、York、M&M Carnotの既存熱管理製品群を補完するものです。ジョンソンコントロールズの統合熱管理ソリューションを導入することで、データセンターのオーナーや事業者は施設全体の効率性を大幅に向上させることが可能です。2020年以降、大規模データセンターでは電力消費の30%以上が冷却やその他IT以外の用途に割かれていますが、当社のソリューションを導入することで、北米の多くのデータセンターハブでこうした非IT消費エネルギーを50%以上削減することができます。ギガワット規模のAIファクトリーでは、年間20万世帯以上の電力消費量に相当する省エネ効果が期待できます。
Silent-Aire CDUは北米、欧州、アジア太平洋地域の自社工場で製造されており、合計延床面積は約16万7千平方メートル(180万平方フィート)以上にのぼります。
また、ジョンソンコントロールズは2025年、ABIリサーチよりデータセンター向け熱管理のトッププロバイダーとして選定されており、革新性、導入実績、顧客志向の姿勢が高く評価されています。
詳細は、https://www.silent-aire.com
をご覧ください。
ジョンソンコントロールズ日本法人について
ジョンソンコントロールズ株式会社は、ジョンソンコントロールズ インターナショナル(Johnson Controls International, Plc.)の日本法人(本社: 東京都渋谷区、 代表取締役社長:松下 太郎)です。建物のライフサイクルを通じた効率化を促進する中央監視、自動制御機器、空調冷熱機器、冷凍機、セキュリティシステムの設計、施工、保守、ならびに運用コンサルティングを提供しています。国内での導入業種はオフィスビル、商業施設、医療機関、教育機関、スポーツ施設、交通機関など多岐にわたり、数多くのランドマーク的存在の建物における施工実績があります。1971年6月設立。国内45事業拠点。詳細は https://www.johnsoncontrols.co.jp/
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ジョンソンコントロールズ インターナショナルについて
ジョンソンコントロールズ(NYSE:JCI)は、人々の生活空間や職場、文教施設からエンタメ施設まであらゆる環境を変革しています。スマートで、健康的かつサスティナブルな建物環境を実現するビルテクノロジーのグローバルリーダーとして、建物のパフォーマンスを再定義し、人と空間、地球にとってより良い未来を実現することを使命としています。140年にわたり築き上げたイノベーションの歴史は、ヘルスケア、教育、データセンター、空港、スタジアム、工場など多様な施設の未来を形作ります。
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