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日本代表として「ワールドテクニシャングランプリ2025」に挑むYSP八戸(青森県)の清野貴裕さん(左)
認定整備士3万5,000人の世界一を決定
「(日本ラウンドの決勝大会では)緊張して手が震えたり、頭が真っ白になってしまう場面もありました。でも、実技競技に集中しているうちにどんどん楽しくなってきて、“やっぱり整備って面白い!”とあらためて感じることができました」
笑顔でそう振り返ったのは、写真の清野貴裕さん。
世界180の国と地域に拡がるヤマハ二輪車販売ネットワーク。そこには、優れた整備技術でお客さまのバイクライフを支える整備士の皆さんの姿があります。当社では、どの国や地域でも、ヤマハ基準の高品質なサービス技術をお届けするために、世界統一基準の教育プログラムYTA(ヤマハモーター・テクニカル・アカデミー)を展開しています。YTA認定整備士は、世界に約3万5,000人。WTGPはその整備技術を競う世界大会として2002年に始まり、今年で9回目の開催となります。
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WTGPには各地域の予選大会を勝ち抜いた精鋭たちが出場。写真は欧州エリア大会の様子
コロナ禍を経て7年ぶりの開催、準備にも熱
「今大会は当社にとって創立70周年の記念大会。また、コロナ禍を経て実に7年ぶりの開催となるため、代表選手を送り出す各国も、準備を進める我われ本社スタッフも、これまで以上に意気込んでいます」。そう話すのは、当社カスタマーエクスペリエンス事業部の松村芳宏さん。2025年大会のスローガンは、“Master Your Craft, Make Your Mark(技を極め、名を刻め)”。
実技競技の設定は、原因不明のトラブルでお預かりしたお客さまの愛車。「隠された複数の原因を探り当て、制限時間内に適切な修理を行います。見事に修理を完了し、緊迫した会場にエンジン音が響いた瞬間、毎回大きな歓声と拍手が沸き起こります」と松村さん。
WTGPは、二輪車ファンにとっても、整備室の中で自分の愛車がどのように扱われているのかを目にするチャンスでもあります。「ライブ配信をご覧の皆さんも、オリンピック中継で初めて見る競技を楽しむように、ぜひ二輪車整備の最前線で活躍するプロの技や、ピリピリとした緊張感に触れてほしい」と松村さん。あらためて見どころを尋ねてみると、「整備の技術だけではありません。お客さまに安心感を抱かせる対応も、じつは勝負の大きな分かれ目です」と教えてくれました。
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2016年大会では日本代表の鮫島遼平さん(YSP川崎中央)が優勝。大応援団の前で日の丸を掲げた
■広報担当者より
技術だけでなくお客さま対応も評価される当社のWTGPは、整備士としての総合力が試される場です。整備の世界を知らなかった方にも、その奥深さと面白さを伝えられる絶好の機会になればと思います。
本件に関するお問合わせ先
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
本社:0538-32-1145 / 東京:03-5220-7211
関連リンク
二輪車整備士の世界大会 ワールドテクニシャングランプリ
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/owner-support/customer-support/wtgp/