~タイ出身ラウィラットさん、「人の暮らしに貢献を」AIと衛星画像を活用した技術でソリューション創出へ~


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「新しいビジネスの創出に、AI技術で貢献したい」と意欲を見せる共創・新ビジネス開発部のラウィラットさん

学生時代は日本の大学で衛星画像研究に没頭
 「衛星画像とAIの組み合わせは、ヤマハ発動機のビジネスの拡がり にも貢献する可能性を秘めています。たとえば農業の領域では作物 の生育状況の観察・管理、また既存事業に関わるところでも、バイクや 船舶、道路交通網やインフラの状態を見渡せるので、当社の製品やサー ビスを活かした新たなソリューションにつなげられるかもしれません」
 膨大なデータをモニタリングしながら、まるでエンタメコンテンツでも 楽しんでいるかのような笑顔を浮かべるこの女性は、当社共創・新ビジ ネス開発部でAIエンジニアとして活躍するラウィラットさん。
タイ出身の 彼女は、衛星画像を用いた土地の変化を主な研究領域に、日本の大 学で博士(工学)課程を修了したドクターでもあります。
 一方、「研究活動は楽しいのですが、自分の理論が現実の課題解決 に活かされることにより大きな喜びを感じます。ですから衛星やAIの技 術を通じて、人や社会に貢献できる道を歩みたいと思うようになりまし た」とも話します。前職では考古学者らによる遺跡調査のプロジェクトに 参加して、イタリアで調査用AIモデルの開発等を担っていたそうです。


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「この職場には、さまざまなバックグラウンドを持つ人がいる。
アイデアを共 有しながら協働する雰囲気がある」とラウィラットさん

新しい発想を磨けるヤマハ発動機の職場に充実感
 「私の中のヤマハ発動機のイメージは、たとえば故郷のタイの町中に 溢れるバイク、それからベネチアの運河でよく目にした船外機、そうし た製品を通じて世界で信頼されるモビリティの会社という印象でした」と ラウィラットさん。「でもそれだけでなく、農業や医療分野など幅広い領 域にもチャレンジしていることを知って、この会社なら人々の暮らしに AIで貢献できるかもと直感しました」と、入社の動機を振り返ります。  現在の職場は、横浜みなとみらいの事業所です。「ここには国籍を問 わずさまざまなバックグラウンドをもつ社員がいて、アイデアを共有しな がら協働する雰囲気があります。そうした環境に触発されて、私もアイ デアをリポートにまとめて皆さんに説明しますが、しっかり聞いてくれる だけでなく、興味深いサジェスト(示唆)が返ってくることにも喜びを感 じています」と充実した様子。新しいビジネスの創出にAIテクノロジー で貢献するため、高いモチベーションで業務に取り組んでいます。
 「私がAIを学び始めた頃、まわりのみんなはまだ“人工知能? 何そ れ?”という感じでした。
それからわずか10年で、多くの人が仕事や暮 らしの中でAIを使うようになっています。その発展のスピードを考えれ ば、この領域の可能性はもっともっと加速していくはずです」
 そう話しながら、「せっかく製造業の会社に入ったのですから、ソフト ウェアだけでなく、ハードウェアにも関わりたい、学びたい」という意欲 をもつラウィラットさん。直近では、事業部と連携した仕事も経験し、「そ うした機会をもっと拡げていきたい」と話してくれました。


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フレンドリーな職場の仲間たちに囲まれて、日本での生活もエンジョイ

■広報担当者より
まざまな領域で、技術革新の立役者とし て日々話題になるAI(人工知能)。その裏 には、人々の課題解決に向けてどのよう に技術を活用するかという未来の地図を 描き、開発を担ってきたエンジニアの姿があります。タ イ、イタリア、そして日本で、多様なニーズを見てきた ラウィラットさんだからこそ描けるAIの活用方法がある はず。彼女をはじめ、多様なメンバーの個性や才能を 生かすことで、当社はAIを通した新しい可能性を探っ ていきます。


本件に関するお問合わせ先
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
本社:0538-32-1145 / 東京:03-5220-7211
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