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2025年6月時点のSeABankのTCE比率は12.1%で、同じ格付けの銀行の中で最高となりました。資産の質も概ね安定しており、不良債権(NPL)比率は2%未満に抑制されています。ムーディーズは、当行の資産の質の管理の十分な実績を踏まえ、今後12~18か月の新規延滞率が低い水準で推移すると予測しています。
また、SeABankの2025年上半期の収益性が、業務効率の向上により、前年同期比で改善したことにも触れています。これは、SeABankのガバナンス体制の強化を反映したものであり、柔軟に市場の状況に適応し、安定した成長の勢いを維持しています。
ムーディーズは、SeABankの「Ba3」の信用格付けと「安定的」の見通しを4年連続で維持しました。これは、SeABankのガバナンス体制、堅固な財務基盤、持続可能な開発戦略が世界的に認められたことを示すものです。また、国内外の投資家やパートナーにおける当行の評判も一層強固なものとなりました。さらにこの格付けは、SeABankをはじめとする民間商業銀行の国際経済への統合が進む中で、国際機関がその役割を重視しつつあるという意味で、ベトナムの金融市場にとっても前向きなものです。
SeABankでは、財務基盤の強化に加え、ベトナム企業の国際市場への参入支援、グリーンファイナンスやグリーンクレジットの推進、環境に優しい事業への融資などの取り組みも主導しています。このような取り組みにより、ベトナムの長期的な発展戦略と足並みをそろえ、持続可能な経済成長に対し、形ある貢献をすることを目指します。
2025年6月30日時点のSeABankの総資産は379兆ベトナムドン(約144億米ドル)に達し、ベトナム企業や国内経済の発展に伴い、当行はベトナム屈指の商業銀行としての地位をさらに強固なものとしています。