クリエイターのYouTube動画を生成AIでテキスト記事化しSmartNewsアプリで楽しめる新しいニュース体験を提供

世界中の良質な情報を必要な人に送り届けることをミッションとするスマートニュース株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:浜本階生)は、UUUM株式会社(東京都港区、代表取締役 社長執行役員:梅景匡之氏)と業務提携に向けた基本合意を締結しました。両社は、クリエイターのYouTube動画を生成AIで解析し、内容や魅力をテキスト記事として紹介する取り組みを進め、SmartNewsアプリ上で新しいニュース体験の提供を目指します。
あわせて、広告領域での協業検討も進めていきます。


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業務提携の背景

ユーザーの動画視聴のハードルと発見のしづらさ
ニュースやスポーツ、趣味、生活情報など、多様な分野で膨大な動画が日々公開されています。一方、サムネイルや概要欄だけでは内容や魅力が伝わりにくく、視聴には時間を要するため、ユーザーは関心のある動画でも再生までに負担を感じることがあります。クリエイターにとっても、動画を日常的な情報取得の場に届ける導線は限られ、初めて触れるユーザーにまず視聴してもらうこと自体が難しく、継続視聴にもつながりにくい状況があります。その結果、魅力ある動画でも発見されにくいケースが生じています。こうした「視聴のハードル」と「発見のしづらさ」は、動画とユーザーの接点において改善の余地があります。

コンテンツ拡充とAIを活かした動画領域への展開
SmartNewsでは、テキスト主体のニュース記事にとどまらず、グラフィックを用いた記事やニュース動画など多様なコンテンツを取り入れ、「良質な情報を届ける」取り組みを進めてきました。直近では、KADOKAWAとの提携による漫画紹介コンテンツの配信など、ユーザーの関心に応えるコンテンツ拡充にも注力しています(※1)。また、生成AIを活用した「スマニューAIまとめ」では、複数の記事を個別に要約し、主要ニュースをわかりやすく把握できる新しい体験を提供するなど、AI技術を活かしたプロダクト刷新も進めています(※2)。

今回のUUUMとの取り組みは、こうしたSmartNewsの方針をクリエイターが制作する動画領域へ広げるものです。クリエイターのYouTube動画を生成AIで解析し、内容や魅力を“ニュース記事のように読める形”で紹介することで、「視聴のハードル」や「発見のしづらさ」といった課題に応えつつ、動画コンテンツとの新しい出会いをSmartNewsアプリ上で実現します。

※1 スマートニュース、KADOKAWAと業務提携(2025年12月10日)
https://about.smartnews.com/ja/news/2430.html

※2 スマートニュース、「スマニューAIまとめ」を提供開始(2025年7月24日)
https://about.smartnews.com/ja/news/2398.html


業務提携(基本合意)の概要

クリエイター動画をAIで“記事化”する協業と広告連携の推進
今回の基本合意に基づき、両社はUUUM所属クリエイターのYouTube動画を対象に、動画コンテンツ領域での協業を進めます。
SmartNewsでは、これらの動画を生成AIで解析し、内容や見どころを短時間で把握できる“記事として読める形”で紹介します。動画を視聴しなくても要点を理解できるほか、記事内で該当シーンを短尺で確認できるなど、隙間時間でも楽しめる体験を提供します。コンテンツはSmartNewsのトップ画面や関連チャンネルからアクセスでき、日常の情報取得の流れの中で自然に動画に触れられる導線を整えます。

あわせて両社は、将来的な広告商品の共同開発など広告領域での協業についても協議を進め、コンテンツと広告の両面での連携強化を図ります。


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趣味系クリエイター動画から広がる、新たなニュース体験
SmartNewsでは、釣りやゴルフなど、UUUM所属クリエイターによる趣味領域のYouTube動画を対象に、AIによる記事化を順次開始します。「釣りよかでしょう。」や「UUUM GOLF-ウーム ゴルフ-」など人気クリエイターの動画を、内容が一目でわかる記事として届けることで、ユーザーがこれまで触れる機会のなかった動画にも自然に出会えるようになります。

先行テストでは、動画紹介記事が チャンネル内の他の記事と同等以上の閲読を獲得し、記事から元動画の視聴へ進む動きも確認できました。動画を“読む”という新しい入り口が視聴のハードルを下げ、クリエイターとの接点拡大にもつながっています。今回の取り組みを通じて、SmartNewsはより多様な動画の魅力に気軽に触れられる体験を提供していきます。


今回の発表にあたり、スマートニュース Vice President of JP Media Businessを務める、Landon Hong(ホン・ランドン)は以下のように話しています。

スマートニュース Vice President of JP Media Business
Landon Hong(ホン・ランドン) コメント

「このたび、UUUM所属クリエイターのみなさまが生み出す魅力あふれる動画コンテンツを、SmartNews上で新たな形でご紹介できることを大変嬉しく思います。SmartNewsはこれまで、ニュースや生活情報に加え、漫画や動画など多様なコンテンツをお届けしてきましたが、良質なクリエイターコンテンツをもっと幅広いユーザーに届けるため、UUUMとの連携により今回の取り組みが実現しました。
生成AIを活用し、動画を“読むように理解できる”形で記事化することで、ユーザーは日々の情報収集の中で自然と動画に出会えるようになります。これまで視聴に時間的ハードルを感じていたユーザーにも、動画本来の価値や魅力を手軽に知っていただける、新しい入り口を提供していきます。これはまさに、SmartNewsが掲げる『世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける』というミッションとも深く通じるものです。UUUMが培ってきた多彩なクリエイター文化と、SmartNewsの情報配信技術が掛け合わさることで、動画コンテンツの新たな価値を世の中に広く届けられると確信しています。今後もクリエイターやパートナーのみなさまと協力し、良質な情報とコンテンツのエコシステムを育てながら、ミッションの実現とさらなる事業成長を目指してまいります。」


スマートニュース株式会社について
スマートニュース株式会社は2012年6月15日の設立以来、「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」をミッションに掲げ、日本と米国でニュースアプリ「SmartNews(スマートニュース)」を開発、国内のニュースアプリとしては最大級のユーザー数を誇ります。2023年末からは初めてのサブスクリプションサービス「SmartNews+」を開始、子会社のスローニュースとともに、優れたジャーナリズムによって生まれた良質な報道や多様なコンテンツを一人でも多くの利用者に届けることに力を注いでいます。世界中の膨大な情報を日夜解析し続けるアルゴリズムと国内外の3,000媒体以上ものメディアパートナーとの強力な提携関係のもと、スマートデバイスに最適化された快適なインターフェースを通じて、良質な情報を一人でも多くの利用者に効果的に届けることで、これからも社会に貢献していく考えです。
https://about.smartnews.com/ja/


本件に関するお問合わせ先
本件に関する報道関係者からのお問合せ先
スマートニュース 広報担当(田中)
pr_jp@smartnews.com
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