あらゆる業務データをつなぐ「実行するAIエージェント基盤」を構築、音声解析AI×AIエージェントで業務変革を推進

音声解析AI「MiiTel」、生成AIを活用したプラットフォーム「MiiTel Synapse」を提供する株式会社RevComm(レブコム、本社:東京都千代田区、代表取締役:会田 武史)は、各種アプリケーションやデータソースと生成AIエージェントを安全に接続するための基盤「MiiTel MCP Server(β版)」提供を発表します。


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本取り組みは、近年業界的に注目が高まっているモデル・コンテキスト・プロトコル(Model Context Protocol、以下、MCP)を活用し、音声・テキスト・業務データを横断して連携することで、「判断だけでなく実行まで行うAIエージェント」の提供を実現し、お客様のビジネス成果を最大化することを目的としています。


■開発の背景

業界全体で高まる「AIエージェント × MCP」への期待
近年、生成AIを活用したエージェント技術が台頭し、MCPは「さまざまなアプリケーション・データソースとLLMを安全に接続するための共通プロトコル」として、国内外のテックカンパニーで採用が進んでいます。国内でも、ビジネス現場における実利用フェーズに向け、先進的な企業が取り組みを始めています。
レブコムは、「アプリケーションレイヤー × データレイヤー × オペレーション支援」の三位一体によりお客様のビジネス成果の最大化を実現することを目指し「MiiTel」や「MiiTel Synapse」を提供しています。電話・Web会議・対面など、あらゆる会話データを「MiiTel」で収集し一元管理できるようにすると同時に、「MiiTel Synapse」活用がVOC(Voice of Customer)解析・人材育成・セルフコーチング・営業戦略立案に効果を発揮できるよう、支援を進めています。
お客様のビジネス成果を最大化するためには、社内外のデータやアプリケーションとAIエージェントを「安全かつ柔軟に接続する」ことが不可欠であり、その中核としてMCPを位置づけています。

■DIVEサイクルを駆動する「データ活用基盤」としてのMCP

レブコムは、「データ収集(Data collection) → 分析(Insight mining) → 価値創出(Value creation) → 新たなデータ創出(Enhanced data)」からなる「DIVEサイクル」を高速に回すことが、AI時代の競争優位を決定づけると捉えています。
「MiiTel MCP Server」は、このDIVEサイクルを以下の観点から加速させます。

あらゆるデータとアルゴリズムのシームレスな連携

「MiiTel」に蓄積された会話データと、CRMやSFA、社内ツール、外部SaaSなどをMCP経由で接続し、最適なAIモデルをリアルタイムに選択・適用


セキュアなデータ共有基盤

社内外のデータを安全に接続する共有基盤を整備し、業界・業務ごとに最適化されたAIエージェントの開発・運用を可能に


マイクロサービスアーキテクチャによる俊敏な開発

必要な機能だけを組み合わせられるマイクロサービス構成により、PoCから本番導入までのリードタイムを短縮

「MiiTel MCP Server」活用により、「MiiTel Synapse」は「会話の可視化プラットフォーム」から、「あらゆる業務データをつなぎ、継続的にビジネス価値を生み出すAIエージェント基盤」へと進化していきます。

■「MiiTel MCP Server」 × 「MiiTel Synapse」で描く世界観

レブコムは、「MiiTel MCP Server」を「サーバー側の実行基盤」として活用し、「MiiTel Synapse」と組み合わせることにより次のような将来像を描いています。

業界・業務に特化したAIエージェントの実現 金融・通信・BPO・SaaSなど、ドメインごとの会話データや評価ルーブリックを蓄積し、各領域に特化したエージェントを提供
「任せられる安心」と「再現性のある成果」 単なるチャットボットではなく、KPI・手順・レビュー体制を含めて設計されたエージェントが、問い合わせ対応、インサイドセールス支援、カスタマーサクセス支援などの現場業務を継続的に改善
人間とAIの組み合わせ AIが代替しにくい「気づき・配慮・文脈理解」は人が担い、反復的なオペレーションや情報収集・整理はAIエージェントが担う、人とAIの協働モデルを実現

レブコムは「MiiTel MCP Server」を、「エージェントが当たり前に業務オペレーションを支える世界」を実現するための共通基盤として位置づけています。

■提供スケジュール(予定)

2026年第1四半期:テスト版/β版提供開始(社内および一部パートナー企業向け)
※MCPプロジェクトのロードマップ・技術情報についても順次公開予定

レブコムは今後も「コミュニケーションを再発明し、人が人を想う社会を創る。」というミッションのもと「MiiTel」ブランドの提供価値向上に努め、企業の生産性向上に貢献します。

■株式会社RevComm 会社概要

「コミュニケーションを再発明し、人が人を想う社会を創る。」という理念のもと、音声技術とAIにより、コミュニケーション課題を解決する企業です。

電話解析AI「MiiTel Phone」、コールセンター解析AI「MiiTel Call Center」、Web会議解析AI「MiiTel Meetings」、対面会話解析AI「MiiTel RecPod」の提供を通じ、コミュニケーションが発生するすべての場所における会話のビッグデータ化を実現します。
2023年4月にアジア企業で唯一、米国「Forbes AI 50 2023」に選出、2025年1月にCES® 2025 にてAI部門イノベーションアワードを受賞、2025年8月に「日本スタートアップ大賞2025」にて総務大臣賞を受賞しました。

・企業名  : 株式会社RevComm
・所在地  : 100-6328 東京都千代田区丸の内二丁目4番1号丸の内ビルディング28階
・代表者  : 会田 武史
・事業内容 : AI × 音声のソフトウェア・データベースの開発
・企業サイト:https://www.revcomm.com/ja/

※記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です
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