「化粧品で、心にうるおいや彩りを」。経済的困難下にあるひとり親世帯の女性に化粧品を届ける「コスメバンクプロジェクト」に武庫川女子大学経営学部の学生と附属高校の生徒が参加。
12月5日、プロジェクト参画企業の株式会社コーセー(以下、コーセー)の社員とともに化粧品と日用品(計9種類)を一つひとつ袋詰めにし、クリスマスメッセージを添えて計1995セットを各家庭に送りました。



「コスメバンクプロジェクト」は一般社団法人バンクフォースマイルズ(事務局・東京都港区)が「女性と地球にスマイルを」をスローガンに2021年に立ち上げた活動。コーセーなどプロジェクトの参画企業から余剰の化粧品や日用品などを募り、全国の支援協力団体を通じて、経済困難下にあるひとり親世帯に無償で提供をするものです。

武庫川女子大学公江記念館でおこなわれたプロジェクトの梱包作業では、学生と生徒はチームに分かれ、それぞれ、化粧品や日用品が入った段ボール箱を運び、一つひとつ袋詰めにし、学生が考えた「ときめきあふれる毎日を」「あなたの1日がステキな1日でありますように」というクリスマスメッセージを添えてギフトセットを仕上げました。完成したギフトセットは社会福祉法人などプロジェクトの支援協力団体を通じて各家庭に届けられます。武庫川女子大学と附属高校は昨年からこの取り組みに参加しています。

プロジェクトでは、コーセー経営企画部サステナビリティ戦略室の山下牧子さんと坂本エレナさんが、昨年にギフトを受取った女性からの声を紹介しました。

「コスメバンクから素敵なコスメが届くと、自分がかつてお化粧やおしゃれが好きだったことを思い出します。そして、いただいたリップを塗ったとき、心が弾みました。生活に明るさや彩りをありがとうございます」

「高校生の娘と楽しみにしていました。たくさんのメイク用品が入っていて、娘と争奪戦で、楽しい時間も過ごせました」

「このギフトが届くと、ひとり親だけど、綺麗にしないと!綺麗を諦めてはいけない!という気持ちになります」

また、参加した学生と生徒には、「人の個性を輝かせ、人の心を明るくするという化粧品がもつチカラと皆さんの思いが伝わり、受け取った方々が元気になるギフトが出来たらいいなと思います」と呼びかけました。

学生たちは「喜んでもらえてうれしかった。
化粧品を詰めるだけで支援になっている。いい体験ができた」、「物価高でひとり親世帯では、自分の美の優先順も下がる。そういう人たちにコスメを届けることに共感し、そのボランティアの一員になれたことがうれしい。化粧品で元気が出る。そんな思いが届いたらうれしい」などと話していました。





▼本件に関する問い合わせ先
武庫川女子大学広報室
住所:兵庫県西宮市池開町6-46
TEL:0798-45-3533
メール:kohos@mukogawa-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
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