本調査は、全国の大学を対象に、地域社会に対してどのような知見の提供や人材育成を行っているかを、「組織・制度」「学生・住民」「企業・行政」「経営・防災」の4分野から評価するものです。第15回となる今回は、全国777校を対象に実施され、497大学から回答がありました。
相模女子大学は、地域連携活動を通じて、地域住民と協働する取り組みを長年にわたり積み重ねてきた点や、2026年度に学芸学部国際コミュニケーション学科、人間社会学部地域クリエーション学科を新設する点が評価されました。
相模女子大学の地域連携事業は、ゼミ活動や正課外活動の一環として行われる社会貢献活動「Sagamiチャレンジプログラム」などを通じ、日本全国に拡がる地域との双方向による交流事業や、学生の体験学習、地元の農産物を活用した商品開発などを行っていることが特徴です。学生が現地を訪れ、実体験から学ぶことで、地域の発展に寄与する能力やノウハウを身につけています。受入れ地域の住民や自治体・企業からは、「若い力が地域に活気を与えてくれた」「外部からの新たな視点が地域課題解決に役立った」といった高い評価を受けています。2024年度は活動実績数として142件、参加者数は延べ1,419名でした。
今後も相模女子大学は、女子大学としての視点や強みを生かしながら、学生と地域が共に学び、共に育つ関係を大切にし、地域社会に貢献する教育を一層推進してまいります。
相模女子大学 学長 田畑雅英 コメント
相模女子大学は2025年に創立125周年を迎えました。地域と協働する教育を長年にわたり積み重ねてきた歩みが、今回の評価につながったものと受け止めています。
相模女子大学は地域を学びのフィールドと捉え、学生が主体的に社会と関わることを大切にしてきました。教室の外での実体験を通じて、地域の方々から学び、同時に大学の知や学生の力を地域社会に還元する。
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相模女子大学 広報事務局
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