名古屋大学博物館は、モンゴル国立自然史博物館と「学術交流に関する包括協定」を締結しました。


 名古屋大学博物館は2003年より、モンゴルで地質・環境学に関する研究・教育活動を積極的に行ってきました。
この活動を通じてこれまで20人の留学生を受け入れ、それぞれ技術者や研究者として各界で活躍しています。モンゴル国立自然史博物館(日本における国立科学博物館に相当)館長のマンチュク博士はその1人であり、「名古屋大学博物館のアウトリーチ・社会教育手法や、高い研究力を市民へフィードバックする手法等を是非モンゴルにも導入したい」との強い希望により、「学術交流に関する包括協定」を締結することになりました。
 モンゴル国立自然史博物館が日本の研究機関や博物館等と協定を締結するのは、今回が初めてとなります。また、今回の協定に関して、駐モンゴル日本大使館より、両博物館の交流を積極的にサポートしたい旨のご連絡をいただいています。
 今後、両博物館の交流が活発になることにより、両国の研究者・学芸員の人材交流が促進され、名古屋大学発のアウトリーチ・社会教育手法がモンゴルに広まることが期待されます。



▼本件に関する問い合わせ先
名古屋大学総務部広報課
TEL:052-789-2699
FAX:052-788-6272
メール:kouho@t.mail.nagoya-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
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