PRESS RELEASE
2026年1月22日
東京ミッドタウン・デザインハブ


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2720/126758/250_51_2025021418563767af13559b0b3.jpg


東京ミッドタウン・デザインハブ(構成機関:公益財団法人日本デザイン振興会、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会、多摩美術大学 TUB)では、2026年2月16日(月)から3月16日(月)まで、第118回企画展「公民館とデザインは、なにを夢みたのか? ~雑談がうまれる場所と、そのためのDesignをめぐって~」展を日本デザイン振興会と公民館のしあさって・プロジェクトの共催で開催します。

本展は、2023年3月に開催した、東京ミッドタウン・デザインハブ第102回企画展「公民館のしあさってはデザインのしあさって!?」に続く、社会教育とデザインに注目した企画展です。
前回展からの積みのこしとも言える、「みんなで社会をくみあげる」という構想を実現するための方法やその主体などについて、公民館から社会教育に目線を上げ、その夢や希望に期待しながら、みなさんとともに考えてみたいと思います。


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2720/126758/300_423_2026012117263769708dbd3bc60.png

メインビジュアル

●開催概要
名  称:東京ミッドタウン・デザインハブ第118回企画展「公民館とデザインは、なにを夢みたのか? ~雑談がうまれる場所と、そのためのDesignをめぐって~」
英文名称:Tokyo Midtown Design Hub 118th Exhibition: What Did Kominkan and Design Dream Of? – Places Where Conversation emerges, and the Design Behind Them
会  期:2026年2月16日(月)~3月16日(月)11:00-19:00 会期中無休・入場無料
会  場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
共  催:東京ミッドタウン・デザインハブ 公民館のしあさって・プロジェクト
企画運営:公益財団法人日本デザイン振興会 公民館のしあさって・プロジェクト
後  援:文部科学省・公益社団法人全国公民館連合会 ・公益財団法人トヨタ財団[申請中]
展覧会URL:https://www.designhub.jp/exhibitions/kominkan2026

●はじめに
前回の第102回「公民館のしあさってはデザインのしあさって!?」展、開催から3年もの歳月が流れました。
3年ぶりの六本木。
おかえり、なのか、ただいま?なのか(笑
おひさぶりなみなさんも、はじめましてのみなさんも、公民館や社会教育、デザインなどに関心を寄せていただき、感謝です。

ホントに早いもので、2023年の3月の企画展から3年の中では、あれこれのできごとがありました。
3年前の、あの3月をふりかえってみれば、ちょうど世界的なパンデミックが終焉を迎えつつあるタイミングでした。
写真を見返してみると、まだマスクをしている人がけっこういらっしゃるのは、どこかなつかしさもありますね。

写真を見返しつつも、前回の企画展では、おっかなびっくりな中で、多くのみなさんと展示がくみあげられたこともあり、公民館とデザインが重なりあったしあさってがある!という輪郭をとらまえることができました。
北海道は置戸町との邂逅(かいこう)が、なによりもたのもしかったことを昨日のことのように、思い起こされます。
工業デザイナー・秋岡芳夫さんと公民館活動が社会教育にまで高められた置戸のしあわせな出会いから、オケクラフトが生まれ、レジスターのある社会教育施設「オケクラフトセンター・森林工芸館」に結実した、まさにそれが、です。

そんな、しあわせな出会いの一方で、前回の企画展での積みのこしもありました。
公民館とデザインが重なりあったしあさってがある!のは、おもろいし、興味があるし、そんなしあさってというミライをみてみたいし、ともにつくっていきたいとも思う。

が、しかし、それはどうやって?だれがやるの?そんな担い手いる?などなど。
議論百出、多事争論。

3年をふりかえりはじめた2025年の年あけごろに、2023年の夏に斉藤幸平さんらによって上梓された「コモンの「自治」論[集英社.2023.]」が1つの補助線を引いてくれたのです。
公民館のそもそものところの社会教育がここ最近では少し忘れてしまっていた、みんなで社会をくみあげていくことの重要性や、だれがどうやっていくのか?を、です。
一度は、泣くこも黙るカール・マルクスさんにまでも立ち返りながら。
プロジェクトメンバー間では、立ち返りすぎじゃねえ?という声もありながらも、やっぱりだいじとも。

ちょっと口にだしてみるのも恥ずかしいですが、少しだけ社会化された夢や希望って、けっこうだいじなんじゃないかと、確信めいて、思えてきたのです。
だけれども、現代の社会では、夢をみる前に、現実をみなさい!みたいなことを押しつけられる、これまた現実もそこかしこに横たわっているのではないでしょうか。
だから、口にだしてみることに恥じらいもあるんです(笑
なにを隠そう、わたしたちオトナが、その空気感を助長しているからです。

でも、夢や希望が、大いなる原動力になり得るし、なによりも勇気づけられるんです。

ここまで長々、雑談めいたささやきをつぶやいてみましたが、第118回「公民館とデザインは、なにを夢みたのか? ~雑談がうまれる場所と、そのためのDesignをめぐって~」展では、2023年からの積みのこしである、どうやって?だれがやるの?そんな担い手いる?などなどを、公民館から社会教育に目線をあげながら、ふたたび、デザインを携えて、夢や希望に期待しながら、どのように、そんな構想を実現できるのか、みなさんとともに考えてみたいと思います。
公民館のしあさって・プロジェクト
西山佳孝

●展示くみあげ期間・くみあげメンバーの募集
「公民館とデザインは、なにを夢みたのか?」展の開催に先立ち、企画の主旨から展示会場そのものを社会教育的、デザイン的、さらには自治的にくみあげていくために、展示くみあげ期間を設定するとともに、主旨に賛同していただける皆さんをくみあげメンバーとして、募集します。


くみあげ期間:2月9日(月) - 15日(日)
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
   https://www.designhub.jp/access
参加希望やお問い合わせ:https://kominkan.world/project/

●展示構成と内容
[イントロダクション] コンセプト解題
2023年の展示をふりかえりつつ、公民館のしあさってとデザインのしあさってが重なりあうところの原点であった「オケクラフトセンター・森林工芸館」などをふたたび紹介します。さらに、どのように展示企画が構想されたのか、本展の具体的な内容について紹介します。

[テーマ1]「たのしんでいるうちに、インフラが育まれる」
インフラが育まれる全国の現場をドキュメンテーションしながら、そのたのしさや育まれ方を紹介します。
・国立市公民館[東京都]/君津市周西公民館[千葉県]/那覇市繁多川公民館[沖縄県]の現場
・めいざんち[鹿児島県]を中心にしたコミュニティ大工の現場
・狼煙のみんなの家[石川県]を中心にした日本財団の災害にまつわる取り組みと社会教育、デザインの現場等

[テーマ2]「インフラとしての社会教育やDesign、それがないことには成り立たない、それがインフラ」
「公民館図説」や公民館のルーツなどを取り上げ、公民館がなにをするところなのかの基本に立ちかえりながら、農村社会から都市部へと広がっていった運動ともいえる流れを紹介します。さらに、地下水脈としての公民館活動から社会教育やデザインのインフラとしてのあり方を「社会教育図説」を構想しながら展示します。
・三多摩テーゼを中心に共同スナック「でく」/屋台「モンゴルハウス」/福生市公民館等

[テーマ3]「夢の系譜」
社会教育やデザインの夢を担ってきた象徴的な人物を取り上げつつ、それぞれの人物やその周縁部でどのような夢や希望が構想されてきたのか、どのように夢や希望を原動力としてきたのかなどを系譜として整理し、紹介します。
・KARL MARX/ROBERT OWEN/WILLIAM MORRIS/福澤諭吉/豊田喜一郎/宮沢賢治等

[The Near Future]「目的のよりよい携え方、それが問題だ」
テーマそのものを、しあさってミュージアムに見立てて、公民館のしあさってプロジェクトのこれまでと目線をあげた社会教育や地域社会のこれからをデザインも参照しながら、わかりやすく紹介します。
書籍「公民館のしあさって」をはじめ、全国キャラバンでの風景、2023年に開催した企画展や展示そのものの方法論の研究、冊子やZineづくりの過程などを展示。さらに、常設のライブラリー、座談や多事争論の場を設置します。


[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2720/126758/600_134_202601211817156970999b4bb50.jpg


[画像4]https://digitalpr.jp/simg/2720/126758/600_157_202601211817196970999f67676.jpg


[画像5]https://digitalpr.jp/simg/2720/126758/300_128_20260121181720697099a08e0f2.jpg


●座談、多事争論、雑談
会場内で連日トークやアクティビティを予定しています。
・全回とも参加無料・要申込
 申込:https://kominkan2026.peatix.com
・トークタイトルは変更する可能性があります。
・聞き手:西山佳孝(公民館のしあさってプロジェクト・コアメンバー)/
     大里みずき(公民館のしあさってプロジェクト・メンバー)


[画像6]https://digitalpr.jp/simg/2720/126758/400_202_20260121181723697099a39280b.jpg


Activity_01:オープニング企画
「「公民館とDesignは、なにを夢みたのか?」展を、ごちゃごちゃ雑談で育んでみれば?!」
日時:2026年2月16日(月)19:00~21:00
ゲスト:服部滋樹(graf・代表)[調整中]/平野由記(ウフラボ・代表)/熊井晃史(とをが・主宰/GAKU・事務局長)/南信乃介(繁多川公民館・館長)

Activity_02:「わかりずらすぎる「社会教育」をDesignで構想してみると、どうなるんだろう?!」
日時:2026年2月17日(火)19:00~21:00
ゲスト:服部滋樹(graf・代表)[調整中]/平野由記(ウフラボ・代表)/林剛史(文部科学省・社会教育企画調整官)/佐藤貴大(社会教育実践研究センター・センター長)/南信乃介(那覇市繁多川公民館・館長)

Activity_03:「まちを歩けば、社会教育やDesignにぶちあたる置戸から考える公民館という現場のホンネ?!」
日時:2026年2月18日(水)19:00~21:00
ゲスト:小野寺孝弘(オケクラフトセンター森林工芸館・館長)/井口啓太郎(国立市公民館・館長補佐)/中村亮彦(君津市周西公民館・副主査)/南信乃介(那覇市繁多川公民館・館長)

Activity_04:「クリミアの天使? ナイチンゲールをごそごそ探れば、社会教育やDesignが顔をのぞかせる?!」
日時:2026年2月19日(木)19:00~21:00
ゲスト:山﨑亮(コミュニティデザイナー)/佐藤絵里(東北大学大学院)

Activity_05:「社会教育やDesignでよく聞くパウロ・フレイレって、酒井センセイ、だれなんですか?!」
日時:2026年2月28日(土)19:00~21:00
ゲスト:酒井佑輔(鹿児島大学・准教授)/熊井晃史(とをが・主宰/GAKU・事務局長)/和田佳津紗(デザイナー)

Activity_06:「豆腐づくりからだけでは、みえてこない繁多川公民館の社会教育やデザインな営みとは?!」
日時:2026年3月1日(日)13:00~15:00[調整中]
ゲスト:嶋津穂高(映像作家/オルタナティブスペース半島・代表)/南信乃介(那覇市繁多川公民館・館長)/續洋子(NPO法人1万人井戸端会議・事務局長)

Activity_07:「社会教育やDesignではだいじっぽい、いわれなくてもやっちゃう自治とは?!」
日時:2026年3月2日(月)19:00~21:00
ゲスト:藤本あさこ(鎌倉市議会議員)/加藤潤(コミュニティ大工)/長留晶(東京大学大学院・修士課程在籍中)

Activity_08:「現場飯を囲んじゃったら、社会教育もDesignも育まれちゃってる?!」
日時:2026年3月3日(火)19:00~21:00
ゲスト:加藤潤(コミュニティ大工)/長留晶(東京大学大学院・修士課程在籍中)/コミュニティ大工の皆さん[調整中]/馬頭亮太(ONDO DESIGN・代表)

Activity_09:「社会教育をうまくDesignすると、地域社会というOSがバージョンアップされちゃってた?!」
日時:[調整中]
ゲスト:仲俊治(建築家)/南信乃介(那覇市繁多川公民館・館長)

Activity_10:「わすれたころにひょっこりやってくる天災は、社会教育やDesignが日常をリレーする?!」
日時:[調整中]
ゲスト:馬場千遥(狼煙のみんなの家)/高島友和(日本財団 災害対策事業部・チームリーダー)/江村拓哉(日本財団 災害対策事業部リーダー)/渡辺知花(マンチェスター大学上級講師)

その他のActivityも企画中


本件に関するお問合わせ先
東京ミッドタウン・デザインハブ
E-mail:info@designhub.jp

関連リンク
日本デザイン振興会
https://www.jidp.or.jp/
日本グラフィックデザイン協会
https://www.jagda.or.jp/
多摩美術大学 TUB
https://tub.tamabi.ac.jp/
編集部おすすめ