独立行政法人情報処理推進機構
プレス発表 「ハノーバーメッセ2026」に出展
~データスペースの技術コンセプト「Open Data Spaces」の最新情報を発信~
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■背景
AI革命が牽引する世界において、サービスの付加価値を生み出すソフトウェアの競争力を規定するデータは、まさにデジタル産業において非常に重要な要素となっています。
自動車、ロボティクス産業などを典型に、ソフトウェアとハードウェアの主従逆転が起きる中で、ソフトウェアを起点とした戦略的なデータシェアリングは、もはや企業の競争優位性そのものを決定する経営課題です。
■データスペースに関する国内外の活動
我が国は、こうした市場の課題を解決するために、「データスペース(Data Spaces)」と呼ばれるデジタルインフラの技術設計を、関係各国・地域の取組みと連携しながら国際的に主導しています。IPA、一般社団法人データ社会推進協議会(DSA)、ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会(RRI)、東京大学大学院情報学環などが中心となり、データスペースの技術コンセプト及びそれを構成する技術仕様として、新たにODSを我が国におけるデータスペース取組みの共通仕様と位置付け、共同で持続的に改善、推進しています。IPA デジタルアーキテクチャ・デザインセンター(DADC)は、ODSの設計統括を実施するとともに、ODSの共同推進と発信を円滑に実施するための事務局機能を設置し、関連する団体と連携を進めています。
データスペースの社会実装の観点では、産業イニシアティブであるウラノス・エコシステム(注釈2)の下、自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター(ABtC)がバッテリートレーサビリティプラットフォーム(蓄電池CFPに係るデータスペース)を構築し、すでに商用サービスの提供を開始しています。また、NEDOのウラノス・エコシステム事業(注釈3)においては、含有化学物質情報及び資源循環情報を川上から川下につなぐ情報伝達システム(Chemical & circular Management Platform:CMP)の研究開発が行われ、民間でもCMPコンソーシアムが立ち上がるなど、資源循環領域でのデータスペースの社会実装も進展しています。また、航空・エアモビリティ領域におけるデータスペースを活用したドローン航路等、様々な分野でのユースケースが生まれてきています。
データスペースに積極的に取組む欧州でも、机上検討や実証ベースでのデータスペースに関する一連の活動が行われる中で、Catena-X Automotive Network e.V.による自動車業界データスペース(Catena-Xデータスペース)の稼働を開始するなど、一部のユースケースが商用サービスとして徐々に市場を形成し始めています。
本件に関するお問合わせ先
■本件に関するお問い合わせ先
IPA デジタルアーキテクチャ・デザインセンター(DADC)
E-mail: dadc-info@ipa.go.jp
■報道関係からのお問い合わせ先
IPA 経営企画センター 戦略コミュニケーション部 戦略コミュニケーション室 渡邉・鴨田・大矢
Tel: 03-5978-7503
E-mail:https://user.pr-automation.jp/pr-automation/coverage_request.php?key=i9_Y3MeJYe-YSe6gM34B0g%3D%3D
関連リンク
IPAウェブページ |2025年10月15日 プレス発表 データスペースの技術コンセプト「Open Data Spaces」の共同推進合意
https://www.ipa.go.jp/pressrelease/2025/press20251015.html
経済産業省ウェブページ |ウラノス・エコシステム
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/digital_architecture/ouranos.html
NEDOウェブページ | ウラノス・エコシステムの実現のためのデータ連携システム構築・実証事業
https://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP_100322.html