~ハイウェイパイロットが運転に関する技術・知識とおもてなしの心で真剣勝負~

 WILLER EXPRESS株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:平山幸司、以下「ウィラーエクスプレス」)は、全国各地を走る高速バス「WILLER EXPRESS」のハイウェイパイロット(運転士)の頂点を決めるコンテスト「トップガンコンテスト2025」のファイナル(決勝戦)を、2026年1月23日(金)に実施しました。
 本コンテストには、全国の約300名のハイウェイパイロットの中から各営業所を代表する12名が予選にエントリーし、厳正な審査を勝ち抜いた3名がファイナルに進出しました。
ファイナルでは、バスの基礎知識などを問うクイズやイレギュラー対応力を競い合い、2025年の頂点に立つ “トップガン”が決定しました。


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2776/127744/700_525_202602041859476983189324d07.jpeg


 「トップガンコンテスト」は、ハイウェイパイロット同士が運転技術や接客サービスなどのスキルを競い合い、相互に学び合う志を育みながらサービス全般の質を高めることを目的に開催し、お客様満足度の向上を通じたブランド力の強化を目指しています。
 今後もウィラーエクスプレスは、高い水準の安全と接遇の両立を実践するハイウェイパイロットを育成し、全国で活躍するハイウェイパイロットの姿を多くの方に知っていただくことで、業界全体のサービスの質向上にも寄与していきたいと考えています。


■「トップガンコンテスト2025」開催、全国約300名のハイウェイパイロットから選ばれた12名が挑んだ予選審査
 2025年11月14日(金)にウィラーエクスプレス東京本社で行われた予選には、全国約300名のハイウェイパイロットの中から、ウィラーエクスプレスの各営業所とアライアンスグループ3社より選抜されたエースハイウェイパイロット12名が挑みました。実際の高速バス車両を用いて、「車両点検」「お客様対応」「運転技能」の3つの項目で審査を行いました。「車両点検」では、限られた時間内で安全点検を実施し、車両の問題点を迅速かつ的確に発見できるかを評価しました。「お客様対応」では、出発時刻に間に合わない可能性のあるお客様を含む複数名予約のお客様や、予約日を間違えたお客様からの要望に、迅速かつ柔軟に、お客様に寄り添った対応ができるかが審査されました。「運転技能」では、車内に設置したトレーの上の複数のピンポン玉を落とさず、車間の狭い空間をスムーズに移動し、前方に取り付けられた棒を使って設置されたボールを落とす操作、定められた位置への正確な停車、スロープ走行などに挑戦し、周囲に細心の注意を払いながら高度な運転技術が求められました。これらの厳しい審査を経て、上位3名がファイナルへと進出しました。


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2776/127744/700_393_202602041859586983189e1ca3d.png


運転技能の様子


■審査員約100名のプロフェッショナルが集結する会場で開催されたファイナルとは
 2026年1月23日(金)大阪・梅田にて実施されたファイナルには、WILLER EXPRESSおよびSTAR EXPRESSに加盟する全国のバス会社の代表者をはじめ、約100名が来場。大きな注目と緊張感に包まれる中で審査が行われました。一次審査では、バス運行に関する知識を問う、一問一答形式・全30問の座学問題を実施。
ファイナリストはタブレットを用いて回答し、正確性と判断力が試されました。二次審査では、会場内に運転席と複数の座席を配置し、バス車内を再現。後続車からの追突事故を想定したイレギュラー対応に挑み、乗客への声掛けや安全確保、冷静な判断力など、実際の現場を想定した対応力が審査されました。

【一次審査】 バスの基礎知識などを問う「座学問題」
 一次審査では、ハイウェイパイロットとして身につけておくべき基礎知識などを問う、一問一答形式の「座学問題」を、全30問実施しました。
 出題内容は、安全・点検・接遇をテーマとしたクイズ形式で構成され、問題は徐々に難易度が上がっていく設計としました。日常的に行っている車両の清掃や点検、運転、接客の中で必要な知識が問われ、時には会場のモニターに映しだされる画像や映像、音声をもとに正解を選択する設問もあり、実務に則した判断力が試されました。


[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2776/127744/700_237_20260204190002698318a2c89a9.png


一次審査の座学問題の様子


【二次審査】 高速道路上で起きた後続車からの追突事故にどう対応できるか?
 二次審査では、高速道路上で後続車からの追突事故が発生したケースを想定し、ハイウェイパイロットの判断力や迅速な対応力、お客様の安全確保に向けた行動が審査されました。


[画像4]https://digitalpr.jp/simg/2776/127744/700_394_2026020418594569831891cf96b.jpeg


二次審査でお客様を避難させる様子

 本審査で最も重視されたのは、緊急時においても冷静さを保ち、適切な行動が取れる能力です。旅客輸送という特性上、負傷者の有無や人数をいち早く把握し、その状況を営業所へ正確に第一報として報告できるかが重要な審査ポイントとなりました。特に高く評価されたのは、事故発生直後にお客様へ適切なアナウンスを行い、何が起こっているかを明確に伝えることで、不安を和らげる対応力です。ファイナリストの1人は、事故発生直後に「安全確認をしてまいります。お席でお待ちください。」と落ち着いた口調で迅速に声掛けをし、お客様に安心感を与えました。
また、負傷者を含むお客様の誘導時において、優先順位を的確に判断できるかも重要な審査ポイントでした。混乱の中で大きな声を出すお客様や、大事な荷物をいち早くトランクから取りたいお客様がいる一方で、怪我をされたお客様を最優先に対応し、すべてのお客様に平等に配慮しながらも、的確な誘導を行ったハイウェイパイロットは高評価を受けました。さらに、車両後方が追突事故で破損している状況や、高速道路上で2次被害が発生する可能性を踏まえ、右後方の非常口から前方のガードレール内側の安全な場所にお客様を避難させた対応も、優れた対応として評価されました。

 審査員は、「初動・状況把握」「避難判断・誘導」「旅客対応」「救護・連携・報告」の4つのポイントで審査を実施。旅客の行動をコントロールし混乱の拡大を防げていた点や、自身・車内・周囲の安全確認を明確に行っていたハイウェイパイロットに高い評価が寄せられました。


■ “トップガン”に輝き、優勝賞金100万円を手にしたハイウェイパイロットとは
 一次審査と二次審査の結果、2025年の“トップガン”に輝いたのは、ウィラーエクスプレス東京営業所所属、ハイウェイパイロット歴8年目の山本巧(やまもと さとし・48歳)さんでした。審査員からは、冷静で丁寧な対応や、お客様一人ひとりへの配慮が特に高く評価され、見事に“トップガン”の栄冠を手にしました。会場からは大きな拍手が送られ、優勝トロフィーとともに賞金100万円が授与されました。
 山本さんは、これまで積み重ねてきた運転技術や接客サービスを存分に発揮し、その総合力の高さが審査員から高い評価を受ける結果となりました。


[画像5]https://digitalpr.jp/simg/2776/127744/700_525_202602041859466983189218565.jpeg


「トップガンコンテスト2025」で“トップガン”となった山本さん(右)と平山代表取締役(左)

 山本さんは、前職で販売業に従事しており、高速バス運転士の高度な技術力と強い責任感に憧れ、「お客様の安全な移動を支えたい」という想いからバス運転士を志しました。“トップガン”に輝いた直後のインタビューでは、「誰を最優先にするのか、怪我をされている人がいないかどうかなど、安全を最優先に考える行動を常に取るよう心がけています。いろんなプレッシャーがある中でも、その瞬間に自分が何を最優先にすべきかを考え、行動できたと思います。」と語り、その言葉からは、ハイウェイパイロットとしての高いプロ意識と責任感が強く感じられました。

 平山代表取締役は、「業界全体で人手不足が深刻化する中、バス運転士のイメージを一新したいという想いから2024年に運転士の呼称を『ハイウェイパイロット』へと変更し、あわせて給与面をはじめとした改善にも取り組んできました。『トップガンコンテスト』は、過去に実際の運行で起きた事象をもとに出題しており、日頃から現場で起きた事象を自ら確認し合う意識が社内に根付いたことが、最大の変化であると感じています。今後も『安全とサービスを両立した、ワンランク上の運転士』が全国で活躍することを期待しています。」とコメントしています。

 今回の「トップガンコンテスト」は、単なる運転技能の競争にとどまらず、ハイウェイパイロット一人ひとりが持つ「挑戦する心」や「お客様へのおもてなしの心」を再認識する貴重な機会となりました。特にファイナル二次審査におけるイレギュラー対応では、迅速な情報伝達、的確な判断、安全な避難誘導など、お客様の命と安心を守るために必要不可欠な要素が明確となりました。
 今後も、ウィラーエクスプレスはお客様目線の安心・安全なサービスの提供に取り組み、業界全体の発展に貢献してまいります。


※ハイウェイパイロットとは
 ウィラーエクスプレスでは、2024年4月より、高速バス「WILLER EXPRESS」の運転士の呼称を「ハイウェイパイロット」と変更しました。弊社は、安全とおもてなしは表裏一体であり、相互に補完しあうものと捉えています。その思想に基づき、高速バス「WILLER EXPRESS」のハイウェイパイロットには、「安全とサービスを両立したワンランク上の運転士」であることを求めています。この理念を体現するハイウェイパイロットの姿勢が、呼称変更を通じてお客様に届くことを期待しています。そして、バス運転士に対する「キツい」「長時間労働で、大変」「低賃金」といった暗いイメージを一新し、飛行機のパイロットのような「憧れの職業」「かっこいい仕事」として、ハイウェイパイロットを目指す仲間が増えていけばと考えています。


※WILLER EXPRESS株式会社は、WILLER株式会社のグループ会社です。
編集部おすすめ