甲南大学文学部歴史文化学科の教員と学生から構成される「歴らぼ地図班」は、古地図研究の第一人者で、伊能図を研究する方々を講師に招いた講演会「伊能図研究の最前線と地域との繋がり ―針孔調査と神戸・阪神―」を、3月14日(土)に甲南大学岡本キャンパスで開催いたします。さらに講演会後、「展示を歩く・知る・体験する伊能忠敬」と題し、測量体験等の体験イベントも開催いたします(講演会、体験イベントともに参加申し込みは不要)。
このイベントは、岡本キャンパス10号館1階のリニューアルにより、展示スペースが誕生したことをきっかけに、「歴らぼ地図班」の代表を務める文学部歴史文化学科の3年生が、この場所で古地図として有名な伊能図の展示を開催し、関連するイベントとして講演会を開催してみたいと考えたことがきっかけです。その思いを企画書にまとめ、甲南大学 父母の会GP(Good Practice)に申請し、採択され、本イベントの開催に至りました。
講師の小野田一幸氏は、古地図コレクションで有名な神戸市立博物館で長らく古地図専門の学芸員として活動されています。また、もう一人の講師である佛教大学歴史学部 塚本章宏 教授は、伊能図をテーマとした研究を現在進めており、伊能図の作成時に残された針孔を活用したGIS(地理情報システム)研究は高く評価されています。その二人に、伊能図の全体像や神戸との繋がり、伊能図分析の可能性について紹介いただきます。
体験イベントでは、約3倍に拡大した伊能図を床一面に張り、その上を歩く仕掛けや、測量体験イベントを通じて、伊能図を体感することができます。
◆ 歴らぼ
「歴史文化らぼ」の略で、文学部歴史文化学科の教員のサポートのもと、学生が自らの関心に基づき運営する自主ゼミのような活動で、歴史文化をめぐる事象を実践的に学ぶ場として多くの班を形成しています。歴らぼは、2014年から始まっており、今年度で12年目となりました(ほかに古文書班、言語班、遺跡巡り班、中世班など多数)。
今回のイベントを主催する地図班(サポート教員:鳴海邦匡 教授)は、地図をテーマに取り組むグループで、これまでにも丹波篠山市教育委員会所蔵古地図の整理、篠山藩城下町絵図展、そのエリアの歴史文化的ポイントを紹介する「れきぶらまっぷ」の作成など、活動を積み重ねてきました。
歴らぼホームページ: https://kobe-konan.jp/rekibun/
◆ 甲南大学 父母の会学生GP(Good Practice)
甲南大学 父母の会が、豊かな学生生活と成長を目標として、学生主体で挑戦する文化・学術・地域交流などの企画に資金支援を行う制度。今回は「江戸時代の地図を歩く~伊能図から見る歴史と地域のつながり~」という企画で採択されています。
講演会や関連イベントのスケジュールは添付のイベントチラシをご覧ください。
展示スペースの床に張られた約3倍の大きさの伊能図
▼本件に関する問い合わせ先
甲南学園広報部
住所:兵庫県神戸市東灘区岡本8-9-1
TEL:078-435-2314
メール:kouhou@adm.konan-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/