~医療DXによる業務の合理化・高度化を通じ、医療現場の持続可能性向上に貢献~

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       病院内をFORROが走行する様子     エレベータに人と相乗りする様子

神戸大学医学部附属病院(兵庫県神戸市、以下 神戸大学病院)と川崎重工業株式会社(以下 川崎重工)は、2026年3月より屋内配送ロボット「FORRO(フォーロ)」※1による院内配送を開始しました。これは西日本の病院としては、初めての「FORRO」導入であり※2、全国に所在する国立大学病院としても初導入※2となります。


日本では、高齢化に伴う患者数の増加に対し、労働人口減少による医療従事者の確保が課題となっています。この先も質の高い医療を持続的かつ安定的に提供し続けるためには医療従事者の負担軽減や業務効率化を推進し、医療従事者が専門業務にしっかりと向き合える環境を整備することが不可欠です。
神戸大学病院は、「患者中心の医療の実践」「先進医療の開発と推進」などを基本理念に掲げ、特定機能病院・臨床研究中核病院として、高度で安全な医療の提供、教育・研究を担う大学病院です。近年は、医療DXによる業務の合理化・高度化や、多職種連携による働き方改革を重要なテーマとして位置づけ、医療現場の持続可能性向上に取り組んでいます。

大学病院での配送では、複数フロアにわたる大きな面積を有し、人の往来や医療機器の運搬が頻繁に行われるという特有の環境に対応する必要があります。今回導入した「FORRO」は、広範囲をセンシングしながら安全かつ安定的に走行できるだけではなく、エレベータを利用したフロア間移動にも対応しています。これにより、従来は医療従事者が担っていた配送業務の一部をロボットが代替し、医療従事者の移動時間の削減や業務負担の軽減を図ることで、医療従事者がより専門性の高い業務や患者対応に注力できる環境づくりに貢献します。

また、院内の配送においては、日本オーチス・エレベータ株式会社(東京都中央区)が提供する、サービスロボットとエレベータをつなぐクラウド/オンプレミス型APIソリューション「Otis Integrated Dispatch™(オーチス・インテグレーテッド・ディスパッチ)」技術を活用し、クラウド経由で「FORRO」とオーチス製エレベータをシームレスに連携させました。これまで「FORRO」とエレベータと連携させるには、エレベータの制御基板の改修等における多大な工事費用や時間が必要でしたが、Otis Integrated Dispatch 技術の活用により、初期コストを大幅に抑え、かつ短期間で導入することが可能となりました。今回のOtis Integrated Dispatch 技術を用いた「FORRO」とエレベータの連携は、全国で初の取り組み※2となります。

神戸大学病院と川崎重工は、今回の導入を医療DXの一環として位置づけています。ロボット技術を活用した業務プロセスの見直しを通じて、医療現場の負担軽減と効率化を進めるとともに、患者さん一人ひとりに寄り添った質の高い医療の持続的提供を目指します。
今後も大学病院としての使命である高度医療・教育・研究のさらなる充実に貢献していきます。

【FORROの院内走行の様子】
 https://youtu.be/fFVGRqKOqEE

※1 屋内配送用ロボット「FORRO(フォーロ)」
「FORRO」は、川崎重工が「ヒトは、ヒトにしかできないことを。」をコンセプトに、深刻化する労働力不足に対するこたえのひとつとして創出したサービスロボットです。医療従事者とともに働くパートナーであるとともに、患者様からも親しみを持って迎えられる外観を備えています。

(参考リンク)川崎重工「FORRO」オフィシャル HP
https://forro-service.com/

(参考リンク)川崎重工「FORRO」オフィシャルムービー
https://www.youtube.com/watch?v=ziMds-eM4rU

※2 2026年3月1日現在

以 上
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