[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2716/129695/277_300_2026030316065769a68891d75f5.jpg
締結式の様子(サウジアラビア・リヤド)
川崎重工は、サウジアラビアの石油・ガス産業向け計測機器システムインテグレーター企業であるAlderley Saudi Arabia社(オルダリー サウジアラビア社、以下「ALDERLEY」)と、石油・ガス産業向け遠心圧縮機の同国におけるサービスパートナーシップ(現地パッケージング業務連携、販売、保守)に関するMOU(以下、本覚書)を締結しました。なお、ALDERLEYとは2025年7月に遠心圧縮機パッケージ連携に関するMOUを締結しており、今後はサウジアラビアにおける将来の水素社会シフトに向けた現地連携を段階的に強化していきます。
本覚書は、2026年1月11日にサウジアラビア・リヤドで開催された「Saudi Japan Ministerial Investment Forum」において、日本政府の赤沢経済産業大臣、サウジアラビアのKhalid Al‑Falih(ハーリド・アブドゥルアズィーズ・アル=ファーリハ)投資大臣のご臨席のもと、締結しました。今回のMOU締結を通じて、現地パートナーとの協力体制を実装段階へと進めることで、将来の水素圧縮機分野での連携も視野に、中東市場全体での事業拡大を加速させていきます。
近年、AIの普及やデータセンター市場の拡大を背景に世界的な電力需要が増加する一方、脱炭素化の潮流も並行して進んでおり、エネルギー供給の多様化が進んでいます。サウジアラビアにおいても「Vision 2030」の下、石油・ガスの安定供給とともに産業多角化・投資誘致を推進しており、当社はこれまで、同国の主要エネルギー企業にガス圧送や製油所等でのプロセス用途の遠心ガス圧縮機を多数納入し、サービスを含む総合的なサポートを通じて高い信頼を築いてきました。
サウジアラビアをはじめとする中東地域は、水素バリューチェーンの中核に向けた国家戦略を掲げるなど、脱炭素化を推進しています。今回の現地化の取り組みは、同国の当面のガス圧縮機需要に応えるだけでなく、当社の水素圧縮機事業における戦略拠点としての可能性も秘めており、現在開発中の純水素向け大型遠心式水素圧縮機の将来的な市場の一つとして検討を進めています。
当社は、今後もサウジアラビアの現地企業とのエネルギー事業における連携を強化し、世界的に高まるエネルギー需要に対するソリューションを提供するとともに、将来的な水素事業の発展を通じてカーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。
以 上
関連リンク
水素液化プラント向けとしては「世界初」となる遠心式水素圧縮機の実証設備建設に着手(2025年3月26日)
https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20250326_1.html
ANSWERS (公開日:2025.06.02) ベトナムのエネルギーインフラを支える遠心式圧縮機「KM Comp」、その先にある水素エネルギーへのシフトチェンジに貢献
https://answers.khi.co.jp/ja/energy-environment/250602j-05/