駒澤大学(東京都世田谷区 学長:村松哲文)は2026(令和8)年度より、新たに5つの給付型奨学金および奨励金制度を導入します。これは、大学のブランドコンセプトである「しなやかな、意思。」を体現し、変化の激しい時代を生き抜く学生の「レジリエンス(回復力・適応力)」を育むことを目指すものです。
導入する5つの制度は、①社会的養護等を必要とする学生を支援する「道のしおり奨学金」(年額30万円)、②社会人学生を支援する「リカレント奨学金(年額20万円)、③障がい・難病学生を支援する「雲のつばさ奨学金」(20万円/在学中1回、一括給付)、④「資格取得奨励金」(資格ごとに1万円~15万円予定)、⑤「語学支援奨学金」(受験料実費/上限15,000円)で、2026年5月頃より募集を開始する予定です。


■制度創設の背景:ワンキャンパスで育む「多様性」と「強さ」
 約1万4千人の学生がひとつのキャンパスに集う駒澤大学の「ワンキャンパス」は、多様な背景を持つ「個」が混ざり合い、互いに磨き合う場所です。しかし、経済的・社会的な困難は、時として学生の「意思」を揺るがす障壁となり得ます。
 昨今、物価高による学生の食費負担増や、学習費の切り詰め、時間的余裕の欠如が全国的な課題となっています(※全国大学生活協同組合連合会調査等より)。このたび新設する5つの制度は、学生が困難から立ち上がるための「セーフティネット」であると同時に、自らの殻を破って挑戦する学生への「ブースター」です。
 これまでの経済支援型奨学金・学業奨励型奨学金にさらに重層的な支援を加えることで、誰ひとり取り残さず、すべての学生が誇りを持って学び続けられる環境を目指します。
 駒澤大学は、どのような逆境にあってもしなやかに立ち直り前を向く力(レジリエンス)を支えていきます。新制度の募集は2026年5月頃より開始予定です。詳細は大学HPでご確認ください。

■新たな5制度の概要
 新制度は、経済的・社会的な課題に直面した学生を支援する「生活・修学支援」と、意欲的な挑戦を後押しする「成長・挑戦支援」の2つの柱で構成されています。

【1】困難をしなやかに乗り越えるための「生活・修学支援」
 経済的・社会的な課題に直面する学生が学びを諦めることなく、キャンパスを力強く歩み出せるよう支援する3つの奨学金です。
①道のしおり奨学金(社会的養護等を必要とする学生を支援)
 児童養護施設出身学生や、虐待により施設等に避難している学生などに給付します。
公的支援の狭間で孤立しがちな学生に寄り添う支援です。
・給付額:年額30万円(15万円×2回)
②リカレント奨学金(社会人学生支援)
 社会経験を経て入学した学生のうち、経済的理由により修学が困難な学生に給付します。社会での経験を糧に、新たな知を求めて挑戦する意思を経済面から後押しします。
・給付額:年額20万円(10万円×2回)
③雲のつばさ奨学金(障がい・難病学生支援)
 障がい者手帳を有している、または指定難病に罹患している学生に給付します。大学での学修環境を整えることで、日々の学修やキャンパスでの生活を一層充実させるための支援です。
・給付額:20万円(在学中1回、一括給付)

【2】自らの意思で未来を切り拓く「成長・挑戦支援」
 ワンキャンパスの多様な学びの中で、さらに高みを目指す学生の意欲的なアクションを称え、支援する2つの制度です。
④資格取得奨励金
 大学が指定する資格を取得・合格した学生に対して給付します。個々の専門性を高めるために目標に向かって積み重ねた努力と成果を評価して、新しい挑戦へと繋げます。
・給付額:指定資格ごとに定める金額(1万円~15万円)予定
⑤語学支援奨学金
 大学が指定する語学試験を受験した学生に対して、受験料の実費を補助します。グローバルな視点獲得のため、失敗を恐れずに挑戦に踏み出す気持ちをサポートします。
・給付額:受験料実費(上限15,000円)

■吉村誠 副学長(学生支援担当)コメント
 駒澤大学のスローガンである「しなやかな、意思。」には、どのような困難に直面しても主体的に学び続けようとする心を育みたいという願いが込められています。キャンパスでの食支援などに加え、新たに創設される5つの給付型奨学金・奨励金制度が、学生の生活面・修学面におけるリスクを軽減し、学業やキャリア形成への挑戦を後押しすることを期待しています。

 すべての学生が自らの可能性を信じ、大きく羽ばたいていけるよう、今後も多角的かつ重層的な支援を継続してまいります。

●奨学金(駒澤大学公式サイト内)
 https://www.komazawa-u.ac.jp/campuslife/scholarship/komazawa/

(参考)
■奨学金だけではない、駒澤大学の重層的な学生支援
 駒澤大学では、奨学金制度による経済的サポートに加え、日々の学生生活(衣食住)を支える多様な取り組みをキャンパス内で継続的に実施して、すべての学生が安心して学業に専念できる基盤作りに取り組んでいます。健康やウェルビーイングについて学生自身が考える機会を創出する「駒澤大学カラダスマイルプログラム」の取り組みのうち、一部を以下に紹介します。

①授業期間中は毎日実施!「100円朝食」
 学生の健康と生活リズムの維持、そして経済的負担の軽減を目的に、学生食堂において栄養バランスの取れた朝食を100円で提供しています。
 多くの大学が期間限定で実施する中、駒澤大学では「通年で授業期間中は提供」している点が大きな特長で、毎朝350人程度の利用があり、賑わっています。教育後援会(父母の会)の支援により実現している、学生に最も身近な応援施策の一つです。随時開催している「50円サラダバー」も好評です。

②学生の“食”を守る「食支援プロジェクト」
 大学生に物価高騰などの影響が直撃していることに対して、食料品を無料で配付するプロジェクトを2021年度より随時実施しています。企業・団体・卒業生等から寄付された食料品や資金を活用して、健康的な食料品を中心に配付しています。これまでの配付実績は総計で35万点・延べ2万人を超え、配付作業でも学生が中心となることで、支援の輪がキャンパス内に広がっています。

③ジェンダー課題にも向き合う「生理用品支援プロジェクト」
 キャンパス内の個室トイレ24箇所に、生理用品を無償で受け取れるディスペンサー(OiTr)を2021年度から継続設置しています。毎日150人程度の利用があります。
誰もが尊厳を持って快適に過ごせるキャンパスを目指しています。

●カラダスマイルプログラム(駒澤大学公式サイト内)
 https://www.komazawa-u.ac.jp/campuslife/scholarship/k-smile.html

▼本件に関する問い合わせ先
広報戦略室
住所:〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1
TEL:03-3418-9828
メール:koho@komazawa-u.ac.jp

【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
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