リチウム電池は、今も低価格化と電力密度の増加が続いており、ハイブリッド電気自動車(HEV)や電気自動車(EV)をより遠くまで、長時間走らせることができます。この進歩をうけて、設計者の関心は、バッテリ管理システム(BMS)のサイズを縮小して軽量化することで、さらに効率化を図ることです。
バッテリ管理システムの背景については、「HEV/EVのバッテリ管理システムの簡単な説明」(英語)をご覧ください。
従来からある有線BMSアーキテクチャは、ワイヤ・ハーネスを使ってデイジーチェーン構成でバッテリ・パックを接続します。そのため、製造が複雑で大掛かりになり、メンテナンスも頻繁に必要で、保守が困難です。
この課題を解決するために、ワイヤレスBMSへの進化が注目されています。このアーキテクチャでは、ワイアレス・チップセットがバッテリ・モニタと連携して、各バッテリ・セルから電圧や温度といったデータをシステムのメイン・マイコンに送信します。当然、必要なケーブルやワイヤ・ハーネスが減るので、車体が軽量化され、コストも削減されます。
図1は、ワイヤレスBMSアーキテクチャの例です。
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図1:TIのワイヤレスBMSアーキテクチャ
ワイヤレスBMSアーキテクチャに乗り換えようと考えている場合、次のような3つのポイントについて考える必要があるでしょう。
※すべての登録商標および商標はそれぞれの所有者に帰属します。
全文はこちらからご覧ください。
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テキサス・インスツルメンツおよび日本テキサス・インスツルメンツについて
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コネクテッド・カーおよびインテリジェントホームから自己測定医療機器や自動化工場まで、テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)の製品は、あらゆる種類のエレクトロニクス・システムに活用されています。TIは、30か国以上で事業を展開し、アナログICおよび組込みプロセッサの設計、製造、検証および販売を行っています。
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ハイブリッド車/電気自動車向けワイヤレスBMSにおける3つの課題
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