コンテチーズ生産者協会(CIGC:フランス、ポリニー市)は、9月26日、ル・コルドン・ブルー代官山校 (東京都渋谷区) にて、34名のレストラン関係者を対象に「コンテチーズ熟成セミナー」を開催しました。
風味豊かなコンテを活かした料理のデモンストレーションを担当したのは、ル・コルドン・ブルー日本校のマスターシェフ、ドミニク・コルビ氏。
コンテチーズ生産者協会から来日したミレーヌ・ラケルは、「コンテはフランス産AOP(原産地呼称保護)チーズの中で最大の生産量を誇り、フランス人が大好きなチーズ。酪農家、チーズ職人、熟成士が協力して作っています。実は塩分が非常に少ないチーズで、コンテ100g中の塩の含有量は平均0.8gです。それでもこれほどしっかり風味を感じることができるのは、コンテには旨味があるからです。旨味に該当するフランス語はないので、フランス人はそれをブイヨンのような風味や塩分、などと表現しますが、皆さん日本人は旨味をよくご存知ですよね。」と語りました。また熟成期間や作られた季節や地域、作り手などによって、ひとつひとつ異なるコンテの多様な風味を紹介するため、3種類の比較テイスティングを行い、参加者はその風味の違いに驚いていました。
セミナーで提案されたコンテのグラタンは、ヴァン・ジョーヌのジュレとコンテのアミューズ・ブーシュを添えて、ル・コルドン・ブルー代官山校に併設のカフェ、「ラ・ブティック・カフェ」にて11月6日から12月5日の期間限定で1,300円(税込)で販売される予定です。コンテチーズ生産者協会は、今後もこのような活動を通じて多くの方々にコンテをアピールしてゆきます。
【3種のコンテの食べ比べとドミニク・コルビ氏によるコンテの料理提案】
● 6ヶ月以上、12ヶ月以上、18ヶ月以上熟成されたコンテ
● ひとくちサイズのコンテ8ヶ月以上熟成とヴァン・ジョーヌのジュレのアミューズ・ブーシュ、雲のようなコンテ・カプチーノとともに
● 12ヶ月以上熟成コンテのグラタン、湯葉を使った豆乳とトロロ芋のベシャメルソース
● 6ヶ月以上熟成コンテのアイスクリーム、フルーツケーキ、ドライフルーツのコンポート添え
「コンテ」はフランス東部、ジュラ山地で職人が丹精をこめて作っている熟成ハードチーズ。添加物を一切使わない、自然そのままの味わいと豊かな風味が魅力で、フランス産AOP(原産地呼称保護)チーズの中で最大の生産量を誇ります。フランスでは朝食からおやつ、料理やワインのおつまみにと、子供から大人まで広く親しまれており、日本でもチーズ愛好家の間で大変人気があります。
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