周囲環境を認識しながら自動で障害物を回避
JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するJR東日本スタートアップ株式会社と、自動運転・ロボット技術により社会課題を解決する株式会社ZMP(以下、ZMP)は、2020年7月17日、「無人デリバリーサービス」実証実験を実施することを発表した。

実施期間は8月12日から8月16日で、場所はTakanawa Gateway Fest内のフード&クラフトマーケット芝生広場にて行う。
ロボットは、ZMPが開発した宅配ロボット「DeliRo」を利用する。

同ロボットは、高度な自律移動技術により、周囲環境を認識しながら走行経路上の障害物を検出し、停止や回避など適切な移動制御を行う。

蕎麦を無人で注文、決済、配達する
「無人デリバリーサービス」の実証実験では、宅配ロボット「DeliRo」を活用し、注文から決済、デリバリーまでを完全キャッシュレスかつ無人で実施する。

宅配する対象は、株式会社JR東日本フーズが出店する「高輪SOBA二八」の蕎麦であり、対面接客のない無人の形式で顧客まで配達する。

今回の実験では、With/Afterコロナ時代の新たなデリバリースタイルの体験を提供するとともに、無人での注文からデリバリーまでの実現可能性を検証し、将来的には高輪ゲートウェイの街での実用化や、最終的にはデリバリーの人手不足解消に貢献する。

なお、安全には最大限配慮し、実証実験中はスタッフが常時監視する。

(画像はプレスリリースより)

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