CUICIN株式会社など6社が採択
ディップ株式会社は、2020年9月2日、AIベンチャーに特化したインキュベーションプログラム『AI.Accelerator』の14期採択企業を決定したと発表した。『AI.Accelerator』は、北米と比較すると立ち遅れている日本のAIベンチャーを活性化させるべく、同社が2017年4月より運営しているプログラム。
第14期では、CUICIN株式会社など6社のベンチャー企業が採択されている。
AI関連事業および優秀な人材にシード投資
ディップ株式会社は、求人情報サイト『バイトル』『はたらこねっと』などの運営で広く知られる企業。人材に関わる事業を展開する同社は、やがて訪れる人口減少時代への対応において、AIがキーテクノロジーになると判断。2016年6月からはAI専門メディア『AINOW』の提供を、2017年4月からはAI特化型のインキュベーションプログラム『AI.Accelerator』の運営を、それぞれ開始した。『AI.Accelerator』では、AI関連事業および優秀な人材に対してシード投資を行い、世界を席巻するAIメガベンチャーの輩出が目指されている。運営開始時より計95社のベンチャーが採択され、3ヶ月間のアクセラレーター・プログラムを経た78社が投資家からの資金調達を実現している。
3ヶ月間のアクセラレーター・プログラムを実施
『AI.Accelerator』の14期では、8週間にわたって公募が行われ、48件の応募が寄せられた。この中から選出された6社は今後、3ヶ月間のアクセラレーター・プログラムを実施する。なお『AI.Accelerator』では既に、募集期限を2020年11月末日として15期採択企業の募集も開始している。ディップ株式会社は今後も、「Labor force solution company」というビジョンを掲げ、労働力の総合商社として事業を展開するとしている。
(画像はプレスリリースより)
編集部おすすめ