このシステムは、ロボットを含む装置を自動で動かし、金属材料の強度やたわみなどの変化量を測定するものであり、自動車、部品、鉄鋼分野での製品検証に用いられることとなる。
なお、レーザーによる寸法測定、試料のセット、ひっぱり試験を実施することが可能なだけでなく、測定中に次の試料の寸法測定も行えるため連続評価が可能という特徴を持つ。
生産もフル稼働で行われているが、シャーシやボディの強度が適正であるかどうかの検証が追い付かない状態にあり、新型導入や金型更新が滞る。
同時に、焦り起因による有人測定中の事故も増えており、ロボットによる全自動化が望まれていた。
今回のシステムが開発されたことにより、EVの増産に寄与するだけでなく、応用利用が進むことが予想されるため幅広く利用されると考えられている。
(画像はプレスリリースより)