船の自律航行を実現するエイトノット
株式会社エイトノットは、2025年8月22日、広島県のスタートアップ北米進出支援プログラム『Hiroshima Launchpad: North America 2025』に採択されたと発表した。

同社は、船の自律航行プラットフォーム『エイトノット AI CAPTAIN』を開発・提供しているスタートアップ企業。
今回の採択により同社は、現地市場調査や現地でのネットワーク構築などに関する支援を受けられるようになった。

2027年には北米進出を予定していた
同社は、自律航行技術の実用化を通じて「海のDX」と「船舶のロボット化」を推進しているスタートアップ企業だ。小型船舶向け自律航行技術開発を中心に事業を展開し、船舶乗組員のサポートや船舶安全性の向上、また運用コスト最適化などの実現に取り組んでいる。

同社の『エイトノットAI CAPTAIN』は、高性能センサーやカメラの情報から周辺状況を認識した上で、AIが最適な航路を自動で選ぶ自律航行プラットフォームだ。2021年から広島県内で試験運航を継続的に実施し、国内での実装実績も増加。2027年には北米市場への進出を予定している。

北米でのネットワーキング構築を進める
『Hiroshima Launchpad: North America 2025』は、広島県のユニコーン企業創出プロジェクト『ひろしまユニコーン10』の新プログラムだ。同社は「事前調査コース」「ネットワーク構築コース」の2コースで採択され、北米進出について事前セミナーやメンタリング、ボストンでの現地プログラムなどの支援を受けられる。

この支援を活かして同社は、北米での市場理解やネットワーキング構築を進めるとしている。

(画像はプレスリリースより)

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