平面図や断面図として描かれた建築図面をAIによって解析し、構造計算に必要な情報を自動で抽出、設計者らにより手動で行われていた入力工程の負荷を大幅に軽減し、業界のDXを加速させる。
建設業界は人手不足が著しい業界であり、持てるリソースを活かした生産性のさらなる向上が喫緊の課題となっている。さまざまなプロセスの中でも、とくに建築物の安全性を担保する重要な役割を担う構造計算業務では、設計図面からスパン長や階高、部材配置などの多くの複雑な情報を読み解き、専用ソフトへと入力、反映させる作業に多くの工数がかかっている。
そこで燈とTSUCHIYAでは、この部分に着目し、燈が保有する独自の高度図面解析AI技術と、TSUCHIYAが蓄積してきた建築実務の知見を掛け合わせ、新システムとなる「構造設計支援ツール」を共同で生み出した。
住所データを入力すれば、構造計算に必要な地域ごとの垂直積雪量や基準風速を自動で探索、システムへと反映させられるほか、図面のレイヤー情報解析で、「柱」や「通り芯」、「梁」といった情報設定を行いさえすれば、細かな階高、符合、スパン長、部材といった配置情報を高精度に自動抽出して取得できる仕様となっている。
「SS7」への連携はごくシームレスで、抽出データは直接取り込めるエクセル形式のデータとして自動生成・出力されるため、これまでのような手入力は不要となり、ミスの削減にも大きく寄与する。
「構造設計支援ツール」を導入することで、図面情報の読み取りと構造計算ソフトへの入力作業が一発自動化されるため、従来比でおよそ50%の業務時間削減を実現できるという。
「SS7」へのデータ反映後は、3DでのチェックやBIMソフトへの展開も簡単になるため、設計プロセス全体がさらにスムーズに進むものとなり、大幅な生産性向上が期待されている。
(画像はプレスリリースより)











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