注目の生成AIプラットフォームを使える環境に
Miichisoft株式会社(以下、Miichisoft)は21日、1月15日よりオープンソース生成AIプラットフォーム「Dify」の導入・定着支援サービスの正式提供を開始したと発表した。

急速に注目度が高まっている「Dify」を用い、生成AIを迅速かつ安全に業務へと取り入れたい、使えるようにしたいと考える企業を対象に提供するもので、環境構築から安定運用まで専門チームによるワンストップ支援が受けられる。


「Dify」は、プログラミング不要のノーコード仕様ながら高度な生成AIアプリケーションを生み出せるオープンソースプラットフォーム。迅速なデプロイとシンプルな操作性により、初心者からプロフェッショナルまで使いやすく、世界中の開発者や企業で支持され、急成長を遂げてきている。

国内でも続々と導入実績があがってきており、株式会社サイバーエージェントでは社内FAQの自動化をかなえ、月間約3,000時間の業務工数削減を実現させた。また株式会社山下PMCも問い合わせ対応業務において、その工数を約90%削減できているという。

AIブームの検討疲れにさよなら
Difyでは、アプリ生成時に用いるモデルを多くの選択肢から選べるなど、使い勝手がよく、自在にアプリを生み出してさまざまな業務改善を行うことができる。

たとえば社内FAQやヘルプデスクの自動化を行ったり、会議議事録の自動作成と要約を生成したり、社内ドキュメントの検索(RAG)実行、顧客対応チャットボットの導入と運用、各種レポートや資料の自動生成などが可能だ。

近年は生成AIの急速な発達で、多様な場面でAI活用を試みるケースが増えているが、一方でどこから着手すればよいか、業務切り出しをどのように行えばよいか判断できなかったり、社内データに適用したいもののセキュリティや情報漏洩リスクへの懸念が勝って二の足を踏んでしまったりすることも多い。

自社リソースが不足していることから、AIに精通した外部パートナーに依頼しようとしても、そのコストが極めて高かったり、投資対効果を事前に評価しづらかったりする場合もある。また、ChatGPTのEnterprise版などを実際に導入してみても、うまく活用が進まなかったというケースも少なくない。

Difyはこうした問題をクリアし、AI活用・導入定着を助けるプラットフォームとなりうる。高額になりがちなPoC費用も無料から8万円程度で検証可能となるほか、開発期間は最短2週間で本番稼働までたどり着けるなど、スムーズで思いつきやすい。

ノーコード仕様なため、非エンジニアも操作可能で、オンプレミス・プライベートクラウド対応という安全面の安心もある。


ここにMiichisoftの支援サービスが加われば、継続的な運用と定着支援がサポートとして受けられるため、より効果的な導入が可能になると考えられる。

もともと強力なプラットフォームであるDifyを活かし、日本企業が成果を出せるよう、言語や業務文化のローカライズ、セキュリティ要件を深く理解した導入サポートが行われるメリットは大きい。

Miichisoftでは、Dify導入・定着支援サービスとして、企業の需要と段階に応じた柔軟な提供を進めるべく、4つのプランを用意した。基本の環境構築とFAQチャットボット、運用トレーニングがセットとなった「クイックスタート」プランから、社内ナレッジ検索AI、高精度RAGの実装、カスタムUIまでカバーする「RAGチャットボット構築」プラン、ERPやCRM、kintone連携、業務自動化、オンプレミス対応を含む本格的な「Enterprise連携」プラン、さらにナレッジ更新やプロンプトの最適化、継続改善といった支援を含む「運用・定着支援(MaaS)」プランまであり、企業側が自由に選べる。

なお「運用・定着支援」のみ月額料金制となっている。

Miichisoftでは、無料のコンサルティングから入り丁寧なヒアリングを行って導入方針提案を行うなど、使い続けられるAI活用の支援を重視するとし、成果が実感できるまで伴走していく姿勢をみせた。

(画像はプレスリリースより)

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