この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、分離膜の市場について分析調査を実施、その結果を発表した。

【調査結果】
◆今回は、調査対象を液体分離膜と気体分離膜の2つに設定して調査・分析を行った。
その結果、2024年の世界における市場規模は、液体分離膜が約67億ドル、気体分離膜が12億ドル台の半ばであった。

◆液体分離膜は、液体中の固体/高分子/溶質の分離に用いられるろ過膜(逆浸透膜(RO膜)、ナノろ過膜(NF膜)、限外ろ過膜(UF膜)、精密ろ過膜(MF膜)の主に4種)が相当している。その用途は、廃水を処理する、海水を淡水化して飲料水を生成する、半導体製造工程に使用する超純水を製造するなど、サステナビリティのためのリサイクルから先端科学に至るまで幅広い。

◆気体分離膜は、気体中からCO2を分離してバイオメタンや水素などを回収するガス分離膜が主に相当する。ガス分離膜は、バイオガスからバイオメタンを回収する、混合ガスから水素を分離する、産業排ガスからCO2を分離する、あるいは空気中から窒素を回収するなど、さまざまな機能でエネルギー回収やカーボンニュートラルに貢献する。

◆また、国・地域別にみると、中国、インドなどでは急速な経済成長・近代化が進んだ。このため、環境性・衛生面の観点から水処理やCO2除去の需要が増大している。これを背景に、中国、アジア諸国、オセアニア、中東などから構成される「アジアその他」地域が、全体の半分の規模に迫る最大市場を形成している。

◆市場を調査するにあたっては、膜モジュールや膜エレメントを中心に事業を展開する国内外の化学企業をターゲティング。各社の製品ラインアップや研究開発動向、生産体制、今後の戦略などについてもレポートしている。


【調査実査日】
2024年8月~2024年11月、2025年4月~7月


【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000326513&id=bodyimage1


<資料名>
分離膜の市場分析調査
―液体分離膜と気体分離膜の現状の展開と今後―
URL:https://www.tpc-osaka.com/c/chemical_lifesciences/mr410240644
発刊日:2025年7月15日   頒価:108,900円(税込)


【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110

【本件に関するお問い合わせ】
電話番号:06-6538-5358
メールアドレス:webmarke@tpc-osaka.com


配信元企業:TPCマーケティングリサーチ株式会社
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