その端正な山容から「南部小富士」の異名を持つ名久井岳に裾野に広がる南部町。
大正モダニズムの面影を残す和洋折衷の名建築「村井家住宅」は、ウィーン分離派様式を色濃く映し出す国登録有形文化財である。創業130年を超える老舗「清水屋旅館」は、町唯一の宿泊施設として暖簾を守り続け、地域の記憶を宿している。昭和32年に竣工した住谷橋は、東北一と称された美しい“白銀”のアーチ橋であり、渡橋式には3万人もの見物客が集い、地域の象徴として輝いた。
今回のミッションでは、かつての賑わいを宿す街並みに、子どもたちが金魚ねぷたの灯りを携えて寄り添い、「記憶の風景」を浮かび上がらせる冒険に挑む。弘前から招くねぷた絵師の指導を受け、一人ひとりが思いを込めて絵付けした金魚ねぷたに灯をともす。夜には、世界的照明デザイナー面出薫氏とともに、完成した灯りを掲げた提灯行列が始まる。村井家住宅、清水屋旅館、経ヶ森の丘や青果倉庫跡をめぐり、光と記憶が交差するまち歩きが展開される。
さらに探検に先立ち、食育料理家なぎさなおこ氏による「青森の旬をぎゅっと詰めた 親子のバランス弁当教室」も開かれる。栄養満点のお弁当を手に、歴史の眠る街を親子で探検する機会となる。
やがて、歴史が眠る街が金魚ねぷたの柔らかな光に導かれ、静かに目覚めていく。その瞬間に立ち会うことは、まるで時間を遡る旅のようであり、参加者一人ひとりの心に深い記憶を刻む体験となるであろう。
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[日時]2025年8月21日(木曜日)/15:15スタート(受付14:45)
[場所]南部町ふれあい交流プラザ(三戸駅横)
[対象]年長・小学生・中学生(保護者の方もご一緒に)
[募集人数(各回)]子ども:45名 / 大人:20名
(事前申し込み者優先、当日は先着順になります)
[参加費]無料
[材料費(税込)]2,500円 ※当日お支払いください
※材料費は金魚ねぷた+絵付け絵の具材料費になります。
【参加申込】 https://www.tocol.net/250821
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[特別講師]照明デザイナー・面出薫/食育料理家・なぎさなおこ
[金魚ねぷた絵付け指導]株式会社ぷらす(弘前)
〈主催・お問合せ〉一般社団法人TOCOL https://www.tocol.net
〈助成〉独立行政法人 国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」
〈後援〉青森県/青森県教育委員会/弘前市/弘前市教育委員会/八戸市/八戸市教育委員会/南部町/南部町教育委員会/デーリー東北新聞社/東奥日報社/弘前大学/八戸工業大学
〈協賛〉株式会社トイ 愛瀰詩塾(えみしじゅく)
〈協力〉株式会社gem
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配信元企業:一般社団法人TOCOL
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