調査によると、CPG産業のリーダは競争力を維持するためにAIと人材に投資していることが判明

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産業オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダであるロックウェル・オートメーションの日本法人、ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社(本社: 東京都中央区、代表取締役社長: 矢田 智巳、以下「ロックウェル・オートメーション」)は、毎年行なっている「スマートマニュファクチャリング報告書: CPG産業版」の第10回目の調査結果を発表しました。この調査結果では、CPGメーカがイノベーション、人材開発、および長期的な成長戦略にどのように重点を置いているかが明らかにされています。


CPG(消費財)産業は、ストアブランドの成長から、より迅速なイノベーションやサステナブルな製品に対する需要まで、複数の面でプレッシャーに直面しています。同時に、顧客ロイヤルティの獲得は難しくなっており、カスタマイズと透明性に対する期待が高まっています。これを受けて、CPG企業は小規模なテクノロジパイロットをやめて、組織全体に測定可能な結果をもたらすソリューションに投資しています。

従業員のトレーニング、データの有効活用、より適応性の高いシステムを組み合わせることで、CPGメーカは競争力を維持しながら複雑さを管理することができます。プライベートブランドが拡大し、消費者の期待が変化する中で、CPG産業のリーダは、競争が激しく急速に変化する市場でより効果的に競争するのに役立つ投資を優先しています。

2024年から2025年にかけての注目すべき主なトレンド:

競争の激化が業界の懸念につながっている:
2024年にこの調査で示された主な課題は、経済の不確実性とインフレでした。2025年には、プライベートブランド製品による市場の圧力の高まりと消費者の購買習慣の変化により、競争がトップとなっています。

人の役に立つテクノロジを必要としている:
企業は、単に新しいツールを採用することよりも、新しいテクノロジがチームや運用に確実に適合するかどうかを重視しています。今や、技術に関する決定においては使いやすさと拡張性が極めて重要な要素となっています。CPG産業のリーダが人材に求める能力は、コミュニケーション/チームワーク(86%)、適応性/柔軟性(85%)、分析的思考(84%)とサイバーセキュリティの実践(84%)となっています。

投資ではAIとロボティクスが最優先となっている:
技術投資決定の中心にあるのは考え方の転換です。CPGメーカの70%が、長期的な事業成長のためにAI、ロボティクス、およびシミュレーションテクノロジに投資していると回答しています。
これは、売上分析とプロセス最適化をサポートするテクノロジが多かった昨年の結果から変化が見られます。

データを効果的に利用している企業が増えている:
意思決定の指針としてデータを利用していると回答したCPGメーカの数は、2024年の40%から2025年には44%に増加しています。AIは、品質管理、物流、サイバーセキュリティといった主要分野のデータ利用においてますます大きな役割を果たすようになっており、全体平均を5%上回っています。

人材戦略は進化している:
2024年は熟練労働者を引き付けることに重点を置いていましたが、2025年の報告書では、CPGメーカの34%が現在の従業員を最新のプロセスでトレーニングすることに重点を置く一方で、33%が効果的な変更管理と従業員の定着率の向上に重点を置いていることが示されています。

ロックウェル・オートメーションのグローバルインダストリ/CPG担当バイスプレジデントであるスティーブ・デイツァーは、次のように述べています。「CPGメーカは、もはや混乱に対処しているだけではありません。サステナブルな成長と競争上の優位性をもたらすテクノロジに積極的に投資しています。今年の報告書では、AI、オートメーション、および従業員の能力強化が成功にとって重要となる長期的な思考への明確な転換が示されています。」

今や、CPG産業のリーダが成長に取り組む上で重要となるのは拡張性と統合です。テクノロジ、人材、およびプロセスを連携させることで、企業は市場の変化に対応できる、より俊敏で効率的な運用の構築に取り組んでいます。

2025年「スマートマニュファクチャリング報告書」は、15カ国174名のCPG産業のリーダからの洞察に基づいています。これはロックウェル・オートメーションの広範な世界的調査の取り組みの一環であり、製造業の意思決定者1,500名以上を対象に調査を実施しています。

報告書の全文は、こちらをご覧ください。

https://www.rockwellautomation.com/ja-jp/industries/food-beverage/state-of-smart-manufacturing-cpg-edition.html

ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、2024年度末現在約27,000名の社員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。
https://www.rockwellautomation.com/ja-jp


配信元企業:ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社
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