企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁、以下AIデータ社)は、環境・廃棄物業界向けの生成AIモジュール「AI孔明 on IDX for Environmental & Waste Management」の提供を開始しました。
環境意識の高まりと法規制の厳格化により、 企業にはこれまで以上に排出量の見える化・トレーサビリティの確保・適正処理の証明が求められています。
このような背景のもと、 私たちは排出から回収・処理までの全フローデータファイルを統合分析し、 AIで支援・予測・報告を可能にする新モジュール 「AI孔明 on IDX for Environmental & Waste Management」の提供を開始しました。
■ 環境・廃棄物業界が直面する課題
● 排出・収集・処理情報が分断されており、 全体フローの可視化が難しい
● 廃棄物種別や処理方法ごとの法令・契約対応が複雑
● 処理証明書や報告書作成に多大な手間と時間がかかる
● 排出量の月次・年次予測ができておらず、 計画的管理が困難
● トラブル・事故・苦情対応が属人化・記録漏れしやすい
■ モジュール構成と接続対象
●廃棄物管理システムからアップロードされたデータファイルを分析
排出事業者の契約情報、 排出記録、 運搬ログ、 中間・最終処理記録をIDX に一元化
●IDX基盤:トレーサビリティと排出動向の一元データ管理
契約・運搬・処理・報告の各種ファイルを統合し、 生成AI 「AI孔明」が高度な業務支援とレポート生成を実現。
●AI孔明の支援内容 活用例
・「この1ヶ月で排出量が増加した拠点とその要因を分析して」
・「年度末の排出量予測と目標との差分を提示して」
・「行政報告用の廃棄物処理実績レポートをドラフトして」
・「契約書の期限管理データから更新が必要な案件を抽出して」
など 現場・管理・経営層それぞれの判断を支えます。
■ 主な機能
1.排出・回収・処理の全履歴データ分析
→アップロードされた処理記録ファイルから、ロット・車両・日付・業者単位での流れを即座に分析し監査・問い合わせ対応を迅速化。
2.排出量の傾向分析とインサイト提供
→ 部門・拠点別の排出データファイルから、 AI孔明が傾向分析を行い翌月・次期の予測インサイトを提示し、 計画管理をサポート。
3.処理証明書・行政報告書の作成支援
→ 処理履歴・契約情報・法定フォーマットのファイルを基に、AI孔明がドラフト作成を支援し、業務負担を軽減。
4.排出契約・マニフェスト管理のリスク分析
→ 契約書や管理データファイルを分析し、更新漏れや収集日未調整などの課題を特定し、レポート形式で提示。
5.再資源化率・環境負荷KPIの分析・レポート化
→ CO2削減量、 再資源化率、 法令遵守状況などのデータファイルから迅速に分析・レポート化。
■ 想定される導入効果 モデル例
業務項目 従来業務 AI孔明導入後(想定)
●廃棄物処理証明書作成:月末に紙記録・Excelから作成・・ ファイル分析により迅速に作成支援 ・ 大幅な時間短縮を実現
●年度報告書・法定レポート作成:各事業所からの情報回収・整理に数日・・ 全社データをAI分析、大幅短縮でドラフト作成支援
●排出量増加拠点の特定: 手作業で1週間かけて傾向分析・・・ AI分析で、迅速なレポート作成支援
●契約更新・処理先変更の管理: 担当者メモやExcelで手動管理・・ データ分析により課題特定・一覧化でミスを削減
■ 特徴:「排出・回収・処理を“つなぐ”AI」
AI孔明 on IDX for Environmental & Waste Management は、 環境関連業務の“証明責任”と“業務効率”の両立を可能にする仕組みです。
・環境管理部門の業務を自動化・省力化
・排出事業者・回収業者・処理会社間の連携を可視化
・サステナビリティ指標の経営判断にも活用
■ 実証導入・パートナー企業募集中
以下のような事業者との実証導入・連携パートナーを募集しています。
・排出事業者 製造業・流通業・病院・大学など
・一般/産業廃棄物処理会社・再資源化事業者
・環境コンサルティング/ESG報告支援事業者
■詳細・無料トライアルお問い合わせ:
https://www.idx.jp/ai/environmental/
【AIデータ株式会社について】
名 称:AIデータ株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本: 1億円(資本準備金15億2500万円)
URL: https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり、企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明TM』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。
また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000327766&id=bodyimage2】
配信元企業:AIデータ株式会社
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