2025 年の「CoRich 舞台芸術!プロデュース【名作リメイク】」は、近年様々な創作を手掛け、古典の様式美と現代の感性を融合させた独創的な演出が高い評価を受け、若手を対象とする演劇人の養成所「コクーン アクターズ スタジオ」では常任講師・演出も担当する堀越涼氏を演出にお迎えし、福原充則氏の代表作の一つでもある第62 回岸田國士戯曲賞受賞作「あたらしいエクスプロージョン」を上演します。
この「あたらしいエクスプロージョン」は終戦直後の日本にて、まだカメラもフィルムもままならない時代に、「邦画史上初のキスシーン」を撮ろうと奮闘する映画人たちの姿を描いた物語です。
キャストには、安定した演技力と確かな存在感で観客を魅了し続ける実力派俳優鈴木裕樹、見る人を惹きつける確かな演技力で、舞台、映像問わず活躍の幅を広げている浜崎香帆、どんな役柄にも真摯に向き合い、そのキャラクターの人生を生き抜く金子侑加、個性的なキャラクターや、一筋縄ではいかない複雑な人物を演じる事を得意とする段隆作、観客の心に深く響く繊細な演技と、役柄に真摯に向き合う秋本雄基、ユーモラスな役柄からシリアスな役柄まで、幅広いキャラクターを自在に演じ分ける猪俣三四郎、という個性豊かな方々に参加していただくことができ、「あたらしいエクスプロージョン」との相乗効果に大いに期待が膨らむことでしょう。
・Cast
鈴木裕樹 Suzuki Hiroki
1983年10月3日生まれ。岩手県北上市出身。北上しらゆり大使。2007年『獣拳戦隊ゲキレンジャー』にてテレビドラマ初主演。主な出演作に、ドラマ『警視庁・捜査一課長』、ドラマ『家売るオンナ』、舞台『吸血鬼すぐ死ぬ』主演、『歌舞伎町シャーロック』、goodmorning N°5『VOGUES』、bpm本公演『アヴェ・マリターレ!』主演、MANKAI STAGE『A3!』ACT3! 2025、ムビ×ステ『死神遣いの事件帖 終 』、ティーファクトリー『ロンリー・アイランド』など。
浜崎香帆 Hamasaki Kaho
2013年に再始動した新生東京パフォーマンスドール(TPD)のメンバーに選出され、2021年9月まで活動。また、2018年4月から2020年3月まで情報番組「ZIP!」(NTV)のリポーターを務める。TPD活動時より並行して舞台にも出演し、ミュージカル「リューン ~風の魔法と滅びの剣~」(2018年)ではヒロインのエルカ役を演じた。近年の主な出演作品に、舞台「SHELL」(2023年)、ミュージカル「町田くんの世界」(2024年)、ミュージカル「アニー」(2025年)などがある。
金子侑加 Kaneko Yuuka
広島県大竹市出身。中学時代から演劇活動を始め、早稲田大学卒業を期に一度就職するが、2014年に俳優活動を再開し、演劇ユニット・あやめ十八番の構成員になる。現在は俳優の他、あやめ十八番のプロデューサーも務める。主な出演作は、あやめ十八番 音楽劇『金鶏 二番花』『六英花朽葉』、世田谷シルク『赤い鳥のいる風景』『コウノトリの温泉巡り』、劇団競泳水着『弄ばれて』など。CoRich舞台芸術祭俳優賞、佐藤佐吉賞優秀主演女優賞、サンモールスタジオ年間最優秀主演女優賞などを受賞。
段隆作 Dan Ryusaku
主な出演作に、天幕劇場 深海洋燈テント公演「燈のあたらない川に流れるペンギン」(作/演出 申大樹)、田んぼのシャーマン「中川と村上とギンガテツドウノヨル」(作/演出 気田睦)、オフィス江原vol.5「混沌の街コザ1950」(構成/演出 中津留章仁)など、ジャンルを問わず小劇場作品に参加している。2025年1月に下北沢ザ・スズナリで上演されたserial number「Yes Means Yes」(作/演出 詩森ろば)にはオーディションを経て参加。メンバー最年少ながら難役に挑戦した。
秋本雄基 Akimoto Yuki
劇団 アナログスイッチメンバー。アナログスイッチの公演に旗揚げから参加し、以降、全本公演に参加。主役から脇役までさまざまな役柄をこなす。客演も精力的に行い、最近は広告・映画・ドラマなど、映像作品へも活動の幅を広げているほか、Podcast「トークストックトーキョー」で音声配信も行う。
猪俣三四郎 Inomata Sansirou
NYLON100℃所属。ストレートプレイを中心に、「シス・カンパニー」「松竹」などの老舗から、「贅沢貧乏」「アガリスクエンターテイメント」などの若い劇団まで幅広く出演。舞台以外にも、映画・ドラマ・洋画吹替など活動範囲は多岐にわたる。近年の主な舞台は、パンケーキの会『ワーニャおじさん』『寂しい人、苦しい人、悲しい人』('25年)、NYLON100℃『江戸時代の思い出』('24年)、タカハ劇団『おわたり』('23年)、かわいいコンビニ店員飯田さん『とりあって』('22年)、iaku『逢いにいくの、雨だけど』('21年)、CATプロデュースミュージカル『(愛おしき)ボクの時代』('19)、など。
・演出家
堀越涼 Horikoshi Ryo
脚本家、演出家、俳優。青山学院大学卒業後、ネオかぶき集団・花組芝居に俳優として入座し、加納幸和氏に師事。2022年には新作狂言の脚本提供等も行っており、古典と現代劇の両方を得意とする。また、後進の教育 にも力を入れており、劇場主催の学生向け演劇講座や、ワークショップの講師を務める他、昭和音楽大学 ミュージカルコースでは演技メソッドの講師に就任。2012年に自身が作演出を務めるユニット・あやめ十八番を旗揚げし、以降、歌舞伎、能、浄瑠璃など、 様々な日本の古典芸能のエッセンスを作品に取り入れ、“擬古典”と称し、日本人特有の文化・風習・宗教 観などを主題とした作品を創作している。
【受賞歴】
2017年 王子小劇場主催 2016年度佐藤佐吉賞 最優秀作品賞、優秀演出賞
2022年 第34回池袋演劇祭 優秀賞
2024年 CoRich舞台芸術アワード!2023 第一位
小劇場の人間なら誰しも一度はお世話になる、CoRich舞台芸術!。口コミサイトとして、またチケットシステムとして小劇場界に多大なる貢献をしてきたCoRichが、今年もプロデュース公演を打ちます。
・公演概要
CoRich舞台芸術!プロデュース【名作リメイク】第2弾
「あたらしいエクスプロージョン」
脚本:福原充則
演出:堀越涼(あやめ十八番)
出演:鈴木裕樹/浜崎香帆/金子侑加/段隆作/秋本雄基/猪俣三四郎
日程:2025年11月28日(金)-12月2日(火) 8ステージ
会場:新宿シアタートップス(客席数:150席)
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-20-8 WaMall TOPS HOUSE ビル4階
チケット料金(前売価格):
プレミアムシート(最前列センターブロック) 10,000円
一般 4,500円~9,900円
CoRichシート(25歳以下) 3,000円
高校生以下 1,000円
※チケット料金・座席図の詳細は後日発表!
主催:こりっち株式会社
配信元企業:こりっち株式会社
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