企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁、以下AIデータ社)は、次世代AIプラットフォーム「AI孔明 on IDX」を運輸・配送業務に最適化し、 車両動態管理・積載計画・ルート分析などを支援するモジュールとして、『AI孔明 on IDX for Transport Operations』 をリリースいたしました。
2024年問題に端を発した労働時間の規制、 ドライバー不足、 物流の標準化圧力ー
物流・運輸業界は今、 前例のない構造変化と対応スピードを求められています。
このような環境下、 日々の車両運行・配車・積載・配送進捗の可視化と最適化は、 もはや人の経験と勘だけで処理しきれるものではありません。
私たちは、 次世代AIプラットフォーム「AI孔明 on IDX」を運輸・配送業務に最適化し、 車両動態管理・積載計画・ルート分析などを支援するモジュールとして、『AI孔明 on IDX for Transport Operations』 をリリースいたしました。
▼詳細はこちら:
https://www.idx.jp/ai/Transport/
■ 解決すべき課題とAI活用の意義
・ 車両の位置・積載状況・稼働状況が一元管理されていない
・ 配車計画は属人的・経験依存で、 再現性に欠ける
・ 繁閑差や拘束時間の偏りを最適化できず、 ドライバーの離職要因に
・ 日報や運行記録の作成が手作業か、 後追い処理になりがち
・ 配送遅延・再配達などの発生要因の分析が困難
これらの課題に対して、「AI孔明 on IDX for Transport Operations」は、車両運行情報・積載データ・配送履歴をデータプラットフォームIDXに集約し、RAG基盤により生成AI「AI孔明」で横断解析し、 “判断”と“作成”を代行する業務参謀として機能します。
■ システム構成と接続対象
●動態管理/運行管理システムとのデータ連携
ODIN等の動態管理ツール、 TMS、 ドライブレコーダー情報、 車両の走行実績、 配車計画などをIDXに統合管理。
●IDX:運行関連データを一元化する連携基盤
IDX上のナレッジチームドライブにアップロードされた配送履歴、 出発遅延・渋滞、 積載率、 拘束時間、 車両別KPIなどの非構造化データもRAG基盤で生成AIに活用。
●AI孔明:運行・分析・レポート業務の支援AI
・「過去の配車データから効率的だった配車パターンを分析して」
・「運行記録ファイルから拘束時間が長かった要因を分析して」
・「積載率データファイルから効率改善のポイントをまとめた資料を作成して」
・「配送記録から遅配が発生した事例と要因をまとめて対応策を提案して」 といった、 運行管理にまつわる分析や判断をAIが支援します。
■ 主な機能
1.最適配車ルートのAI提案
→ 過去の走行データ・渋滞傾向・積載制限・時間指定条件から、 AIが過去データに基づく3-5パターンのルート候補を数分で生成。
2.運行データ分析による稼働率改善提案
→ アップロードされた運行データから車両ごとの稼働状況、 拘束時間、 配車率、 積載率などを分析し、改善提案レポートを作成。
3.テンプレート化された項目の自動入力+人による確認・調整
→ 日報用の走行実績、 遅延要因、 予定対比などを自動ドラフト化し、 所長・管理職の負担を軽減。
4.過去3-6ヶ月のデータから傾向分析し、注意喚起レベルでの予測支援
→ 再配達率やドライバーからのヒヤリハット記録等を分析し、 エリア別のリスク予測に活用。
5.ドライバー教育・稼働バランス調整支援
→ 稼働傾向から繁忙日を予測し、 教育済スタッフとのマッチング・適正配置を支援。
■ 導入による成果イメージ モデルケース
項目 従来業務 AI孔明導入後(想定)
●配車計画立案: 管理職が60~90分・・ ・・・30-45分(従来比40%短縮)
●運行日報作成: 手書き+Excelで45分/車両・・ 20分以内(従来比55%短縮)
●積載率分析・改善施策検討: 現場ごとの手作業集計・・ ・・AIによるスコア化と提案で一元管理
●再配達/遅配の要因分析: 顧客クレーム後の手動調査・・ 配送ログ・音声メモ等から自動要約
■ 特徴:「運行現場の判断と分析をAIが"誰でもベテラン級"にアシスト」
AI孔明は、 属人化・現場依存が進みがちな運行管理の“判断・分析・報告”領域をAIで平準化します。
・ 担当者が不在でも、 翌日の配車提案が即時生成可能
・ 新人でも、 過去の傾向に基づいたレポートが作れる
・ 管理者が“改善アクション”に集中できるようになる
また、 IDXを通じて既存のTMS/WMS/動態管理ツールとのデータ連携をすることで、導入の手間が少なく、 現行システムを活かした拡張が可能です。
■ 実証導入・連携企業募集中
「AI孔明 on IDX for Transport Operations」は、 現在以下のような事業者との連携を進めています。
・ 一般貨物輸送・小口配送・地域配送などの運送事業者
・ 動態管理・TMSベンダーと連携した提案型導入
・ 共同配送・地域物流ネットワーク構築に挑戦する企業
現場の経験値を、 AIで仕組みに変える。物流・運輸の未来は、 AIと共に走り出します。
まずは「AI孔明 on IDX」で、 運行業務の新しい一歩を始めてみませんか?
導入相談は随時受付中です。 お気軽にお問い合わせください。
【AIデータ株式会社について】
名 称:AIデータ株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本金: 1億円(資本準備金15億2500万円)
URL: https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり、企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。1万社以上の企業、100万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000329993&id=bodyimage2】
配信元企業:AIデータ株式会社
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