樽谷大助が乗ったクラッシックカーの「シトロエン」がルーマニアに入った時にで多くの人々に歓迎されました。
モルドバとの国境近くで立ち往生していると、パトカーがサイレンを鳴らしながら近づいてきた。
職務質問かと思いきや、警察官たちは「記念撮影させて欲しい」と笑顔で声をかけてきた。
その後ホテルの場所探しに手間取っていると、昨日同様、ホテルまで先導してくれるという信じられないほどの親切さを見せた。
日本では考えられないルーマニア警察官たちのホスピタリティに感激した。
その様子は、警察官たちの許可を得てYouTubeで公開される予定だ。
しかし、旅は思わぬ転機を迎える。モルドバ共和国の国境で、車の保険証がコピーであったため、愛車のシトロエンがモルドバへの入国を拒否されてしまったのだ。
残念ながら、ここスムルダンでピースラリーは一旦中断を余儀なくされた。
だが、ルーマニアのスムルダンの街ガラッイでは、引き続き温かい歓迎を受け、再び人々の優しさに感謝した。
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Day7: モルドバ経由ウクライナへ、ホテルのサポートとサイクロンの夜(2025年9月17日)
翌日、ルーマニアからモルドバへの入国が車両で叶わなかった樽谷は、ウクライナの友人の提案を受け、ルーマニアから直接ウクライナへのルートを検討した。
しかし、時間的な制約や書類不足、そして過去に入国拒否の経験がある(その時はレンタカーだったが)ことから、断念。
結局、バスでモルドバを経由するルートを選択した。
今もロシアと交戦中のウクライナでは当然だが、気軽に自由に出入り出来る程、現場は甘くはなかった。
ガラッイのホテル・クレタのスタッフは、樽谷の旅を全面的にサポートしてくれた。
バスの予約、Wi-Fiが使えないためのSIMカード購入、そして愛車シトロエンの保管手配まで、彼らの協力がなければモルドバへの旅は困難だっただろう。その夜、地域を襲ったサイクロンの影響で停電に見舞われた。
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Day8: 国境を越え、異なる空気と人々の優しさに触れる(2025年9月18日)
深夜、樽谷が乗ったシトロエンはルーマニア国境からモルドバの首都キシナウへと移動した。
しかし、ルーマニアとは異なり、モルドバの警察官たちは日本の警察官のように、誰も一緒に写真を撮ろうとはしなかった。
10人ほど声をかけたが、残念ながらルーマニアのフレンドリーさとは対照的だったという。
警戒心が異様に強いモルドバの警察官。それでも、モルドバの人々の優しさに触れる場面はあった。
Wi-Fiが通じず困っていると、見知らぬ人が自分の携帯電話を貸してくれたり、以前から親交のある友人が通訳を買って出てくれたりと、困っている樽谷に手を差し伸べてくれたことに感謝した。
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Day9: 戦禍のウクライナ・オデッサへ。再会と平和への祈り(2025年9月19日)
モルドバからは、親交のあるタクシーで戦禍のウクライナの街オデッサへと向かった。
2024年2月以来の再訪。
今回、街の人々は以前にも増して疲弊しているように見えた、と樽谷は語る。
しかし、入国後12時間が経過しても、以前は頻繁に鳴り響いていた防空サイレンが鳴っていないことに、安堵と複雑な感情を覚えた。
日中は友人たちと再会し、共に教会やカフェを訪れて親交を温めた。
また、樽谷はウクライナ人の妻タニヤとはあることがきっかけで大喧嘩していたそうだが、モルドバ人やウクライナ人との通訳、現地の人々との交流を通じて、樽谷自身の心も穏やかになっていったという。「何事も平和が大切だと感じた一日でした」その言葉には、戦禍の地で改めて平和の尊さを噛みしめる思いが込められていた。
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European Federation of Journalists
会員JP465 N J269フォトグラファー
日本外国特派員協会準会員
(社)モナコウィークインターナショナル
CEO 行政書士 樽谷大助
執筆 国際ジャーナリスト KANAME YAGIHASHI
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配信元企業:一般社団法人モナコウィークインターナショナル
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