本実証実験の対象となるのは、弘前市の右岸幹線用水路(二階堰)にある余水吐水門(排水門)です。
今回の実証実験において、既存の水門ゲート操作盤に後付けでエコモット製のIoT接点・画像伝送端末「GLANIX LTE」を組み込むことで、安価かつ容易に遠隔操作を実現します。このシステムにより、操作員は遠隔地から安全に水門を開閉できるようになり、緊急時の迅速な対応が可能となります。加えて、移動にかかる時間やコストの削減効果も期待できます。
今後、エコモットとジェミオは、本実証実験を通じて得られたデータやノウハウを活かし、同様の課題を抱える他の施設への「FASTIO」導入も目指し、地域社会の防災・減災と効率化に貢献してまいります。
<実際の水門ゲート操作盤>
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■IoTデータコレクトプラットフォーム「FASTIO」とは
エコモットがこれまで13,000件以上の現場運用で培ったノウハウを元に開発した、IoTデータの収集・管理に必要な機能をスピーディに提供するプラットフォームです。ユーザーは、センサーの選定や設置に気を取られることなく、収集したデータの活用という最も重要なDX推進に集中できます。
FASTIOサイト:https://www.fastio.jp/
■今後の展望
エコモットは、今回の実証実験で得られる知見やノウハウを活かし、水門遠隔操作システムのさらなる普及を目指してまいります。インフラ維持管理における人手不足や高齢化が課題となる中、IoT・AIを活用した省人化ソリューションは必要不可欠なものとなっています。
今後も、水門だけでなく、河川、道路、ダムといったあらゆるインフラ施設に対して、監視・遠隔操作・自動制御といったソリューションを提供し、インフラの管理業務の省人化をIoT・AIで実現してまいります。
■エコモット株式会社について
エコモットは2007年の創業以来IoT専業のソリューションベンダーとして、センサー・自社開発通信デバイスの提供を行うとともに、多様な顧客ニーズに応じたカスタマイズ、現場での設置ノウハウを提供し、あらゆる「モノ・コト」からセンシングを可能にするソリューションを提供しています。
所在地 : 〒060-0031 北海道札幌市中央区北1条東1丁目2番5号 カレスサッポロビル 7階
代表 : 代表取締役 入澤 拓也
設立 : 2007年2月
資本金 : 6億1,796万円(2025年5月末現在)
事業内容: IoTソリューションの企画、およびこれに付随する端末製造、通信インフラ、アプリケーション開発、並びにクラウドサービスの運用・保守に関する業務のワンストップでの提供
URL : https://www.ecomott.co.jp/
配信元企業:エコモット株式会社
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