格闘技イベント『K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド~』
2025年11月15日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館
▼第14試合/第2代K-1 WORLD GPバンタム級王座決定戦/3分3R・延長1R
○石井一成(ウォーワンチャイプロモーション) 判定3-0 ※28-26×3 ●黒川瑛斗(team VASILEUS)
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000334500&id=bodyimage1】
<1R序盤は黒川のペースに見えたが・・・>
石井、遂にK-1の頂点へ--。
K-1とムエタイの「二刀流」を貫く石井一成。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000334500&id=bodyimage2】
<2R石井からダウンを奪う黒川>
壮絶なダウン応酬が描いたドラマ
静かな立ち上がりとなった1R。黒川はセオリー通りの冷静な試合運びで、主導権を渡さない。試合は挑戦者ペースで2Rへと進行し、緊張感が高まる。そして2R中盤、黒川がロープを背負わせた石井へ猛ラッシュを仕掛け、値千金のダウンを奪う。
誰もがこのまま黒川の戴冠を確信した瞬間、ドラマは急転する。
立ち上がった石井は、捨て身の反撃に出る。得意の左フックをカウンターで叩き込み、一瞬の隙を突いて起死回生のダウンを奪い返した。
この一撃で試合の流れは完全に石井へ傾く。
勝敗を分けた3R、飛びヒザの着地を狙った石井の鋭い右フックが再び火を噴き、黒川が3度目のダウン。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000334500&id=bodyimage3】
<石井のカウンター一閃!!>
石井和義館長の鋭い指摘
今回、スペシャルレフェリーとして参加したK-1創設者、石井和義館長は、試合後に本誌(樽谷氏)のインタビューに対し、その明暗を分けたポイントを語った。
「(2Rで)ダウンを喫した後、石井は戦い方を変え、まさに開き直った。あの勢いと決断力が、この試合の明暗を大きく分けた」
絶体絶命の窮地で牙を剥いた石井の「K-1魂」が、勝利を引き寄せたと言えるだろう。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000334500&id=bodyimage4】
<樽谷氏とインタビューに応じる石井和義館長>
「やっぱり自分にはこれしかない」王者の決意
3度目の挑戦でついにベルトを腰に巻いた石井は、喜びを噛みしめながらコメントを残した。
「20年前、魔裟斗さんに憧れてK-1のベルトを巻くと誓った。やっと獲れて本当に嬉しい。誰の目にも疑いのないK-1王者としての、絶対的な倒し方をしたかった」
そして、「勝っても負けてもこの試合で引退しようと決めていたが、やっぱり自分にはこれしかない」と、一度は考えた引退を撤回。「もう一度一番を目指し、世界最強を証明したい」と、両親とファンへ現役続行のメッセージを送り、更なる高みへの挑戦を誓った。
欧州ジャーナリスト連盟(European Federation of Journalists)
会員No.JP465 N J269写真家
日本外国特派員協会メンバー
会員No.TA1321
(社)モナコウィークインターナショナル
取材 国際ジャーナリスト
樽谷大助
d.tarutani0120@gmail.com
取材アシスタントKANAME YAGIHASHI
<K-1プロデューサーの須藤元気氏よりベルトが贈られた>
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000334500&id=bodyimage5】
配信元企業:一般社団法人モナコウィークインターナショナル
プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ