株式会社リンクス(東京都港区)は、マッチングアプリ「既婚者クラブ」ユーザーを対象に、全国の20~59歳の既婚女性3,000人を対象とした「夫との離婚に関する意識調査」を実施しました。

第1報では、現在「夫と離婚したい」と感じている妻の割合と、その背景にある子ども・年収・職業・世代を詳しく分析。


“離婚したくてもできない“現実と、“したくない理由“に迫りました。


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■ 離婚したい妻は20.8%──最多は20代、子どもがいる人が倍以上

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全体のうち、「今、旦那と離婚したい」と答えた女性は624人(20.8%)。

最も割合が高かったのは20代(23.1%)、最も低かったのは50代(19.2%)。

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・子どもがいない人の離婚希望率:12.9%
・子どもがいる人の離婚希望率:24.4%

なんと、子どもがいる人のほうが2倍近く“離婚したい“と感じていることが明らかになりました。

「家族を守るための結婚」が、いつの間にか「家庭に縛られる結婚」に変わっている可能性もあります。


■ 離婚願望が高いのは“高収入or低収入層“──お金があっても、なくても、悩んでいる

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離婚希望率が高かった世帯年収帯は以下の通り。

・1,800~2,000万未満:29.0%
・1,500~1,800万未満:28.9%
・100~200万未満:24.1%
・200~300万未満:23.3%

つまり、高収入でも低収入でも“夫と離婚したい“と考える妻は多いという結果に。

逆に、中間層(300~900万円台)や超高収入層(2,000万以上)では離婚希望率が低下する傾向も見られました。


■ 「離婚したくない妻」のリアル──6割が収入あり。職業1位は“パート”

「離婚したくない」と答えた2,376人に対し、収入状況を聞いたところ、

・58.8%が「自分に収入がある」と回答
・職業1位は「パート(26.5%)」、2位「正社員(25.2%)」、3位「専業主婦(23.5%)」

専業主婦も一定数いますが、「自分の収入があっても離婚を望まない女性が多数」という結果に。

“経済的自立=離婚の準備“という図式には当てはまらないことが分かりました。


■ 子どもがいない妻は、離婚しづらいのではなく「したい理由が少ない」

「離婚したくない妻」の32.4%は子どもがいないと回答。


・子どもがいない→夫婦円満の傾向
・子どもがいる→夫婦間の“距離“や”すれ違い“が増加しやすい

「子どもを授かる=絆が深まる」とは限らず、“育児によるストレスや価値観の相違“が離婚願望を強める要因になっていると見られます。


■ まとめ:離婚を望む女性たちの20.8%という現実。その背景には「愛が冷めた」だけではない理由がある

「旦那と離婚したい」と答えた女性は5人に1人──決して少なくありません。

その理由は、金銭的なもの、精神的なもの、育児や価値観のズレなど、「生活の中で積み重なる違和感」によるものであることが見えてきました。

一方で、離婚を望まない女性の多くが経済的に自立していることも判明。

“依存“ではなく、“関係を継続したいという意思“で成り立っている家庭も多く存在していることがわかります。


■ 次回予告:「なぜその人と結婚したのか?」──“決め手“と”結婚のタイミング“を深掘り

第2報では、「夫と結婚した理由」や「離婚を考えたことがあるか」など、“なぜ別れないのか“の根本を探ります。


【調査概要】

調査期間:2025年5月2日
対象者:全国の20歳~59歳以下の既婚女性
有効回答数:3,000
年代構成:20代186人/30代690人/40代1,052人/50代1,072人
調査方法:インターネット調査(Freeasy利用)
引用元データ:https://kikonclub.com/questionnaires/22


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